Category: ランニング

伊南川100kmウルトラ遠足(とおあし)をぽちっとしたことについて語るときに僕が語ること

「決意や迷いを文字にすることで、人は、自分を励ましている。と、今朝の新聞広告にあった。確かに。つぶやくのもいいかも知れない。」とツイートしたのが数日前。

その後、職場のランニングサークルの監督に会った時に「ウルトラに参加することを考えている」と、初めて話をした。この瞬間に参加を決めた。そう、声に出してみることで決意が固まりました。ランニングの先輩たちにとってはたかがウルトラへの参加、と言うことになるかもしれないが私にとっては大きな決断だった。

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秩父札所めぐり

坂東と西国三十三観音と並んで有名な秩父三十四観音の札所をめぐる遍路。平成16年12月、平成17年3月そして4月にそれぞれ一日づつ回って結願した。あのときは、一日目は経験がある友人が一緒に自転車で案内してくれた。二日目は一人で自転車で回った。そして三日目は家族で自動車で回った。狭い秩父盆地に点在する34か所の札所はほとんどが盆地にお中心に集中しているので回りやすい。ところが三十番以降はそれなりに郊外に点在するので時間がかかる。

この時以来、秩父には自転車で何回も足を運んだ。あの狭い盆地にあれだけの寺があることからもこの地に住む人たちの敬虔な宗教心がうかがえる。田舎の風景が残り農民文化、伝統が残っている土地だ。秋に行われる龍勢まつりは庶民の打ち上げるロケットが勇壮だ。こうした伝統が守られているのが嬉しい。もちろん真冬の夜祭もいい。

自転車で走るのにいいコースがたくさんとれる。

そんな秩父札所めぐりをもう一度してみたい気になってきた。一番から三十四番までをめぐると約100Km。いい距離だ。走ってみたいな。何日かかるかな。そんなせわしいことをしなくても、と思うがどうでしょう。

前回は朱印帳に記帳してもらうとそそくさと引き揚げてしまったが今回はもう少しゆっくりと回ってみたい。

早朝の出会い

私にとって走ることは旅の形のひとつ。走ることの目的はいくつかあるが日常の場所を変えて別な場所に移動する手段として走る、と言うのもその目的のひとつだ。もちろん健康管理と言う意味もあるが走るときには旅をするようにいつも何か発見することを期待している。

これは早朝のランニングでも同じ。いろいろなコースを走ってみる。いろいろな時間帯に走ってみる。最近は早寝早起きという実に健康的な生活をしている。おかげで朝5時ころには目が覚める。そしてランニングをすることが多い。朝飯前だ。

最近は近くを流れる残堀川に沿った遊歩道を走ることが多い。

ここを走るときもいろいろなバリエーションで走っている。上流に向かって走る。下流に向かって走る。

途中でルートを外れてみると思いがけず大きな農地にでる。

横切っている別の遊歩道、通称水道道路を走ってみる。これはかつて狭山貯水池の工事をしていた時の資材をはこぶ軽ビン鉄道の廃線跡を使った遊歩道だ。

走っているとこんなになつかしい石像があった。ごく普通の民家の庭先で発見。どういう方がどういう理由で立てたのでしょう。

そしてこの残堀川の源流はこの狭山池。隣町にあるこの池は狭山丘陵の湧水が集まった池だ。子供のころには周辺の整備もされてなく、冬になると凍結した氷の上で遊んだものだ。夏は手作りのいかだを作って漕ぎ出した。いまでは危険、と言うことで絶対にできない遊びだ。この池も周辺がきれいに整備されて公園になっている。

この池から残堀川が始まっている。最近はここまで足を延ばして往復することが多くなった。我が家から往復でちょうど10Km。

さて明日はどんな出会いがあるか楽しみ。

南高尾ー城山ー高尾ビアマウント トレイルラン編集する

職場のランニングサークルの監督が企画したトレイルラン+高尾山ビアマウントのセット。沢山のかたが参加しました。高尾山口から~高尾山(6号路)~高尾山山頂(5号路)~(4号路)~ケーブルカー乗り場(ビアマウント)をハイキングするチームに6名、高尾山口~草戸山~大洞山~大垂水峠~高尾山~ケーブルカー乗り場(ビアマウント)をハイキングするチームに8名。そして、高尾山口~草戸山~大洞山~大垂水峠~城山~高尾山~ケーブルカー乗り場(ビアマウント)までのトレイルランのチームに6名、がそれぞれ参加した。私は最後のトレイルランのチームに参加。

一人でJR高尾駅から集合地点の高尾山口駅まで約2Kmを走っているころは雨はちらちら。ところが、集合して出発するころにはしっかりとした雨脚。そもそも、この企画は暑い夏を高地のビアガーデンで涼しく過ごそう、と言うのが発端。ところが高地に行かなくとも十分に涼しい日が2,3日続いていた。まあ、それでもしっかりと決断してそれぞれのチームに分かれて躊躇なく雨の中を出発。

私のチームは走り始めてすぐに急登になった。高尾山のハイキングルートはこんな筈ではないと思いながらも30分くらいでようやく尾根にたどり着く。この時点で汗と雨で衣類はびっしょり。ずっと樹林帯の中なので細かい雨ならば雨の影響はほとんどない筈だが今日の雨はしずくがどんどん落ちてくるくらいの強さ。登るときには傘をさしていた。雨の中は風が吹いている稜線以外は傘が一番でいつも使っている。

草戸山から大洞山を過ぎて大垂水峠に到着。ここまでは6~7人のトレイルランのグループ以外に数人のハイカーに会っただけ。さすがの高尾も雨の日は少ないのかあるいはこのコースはそもそも人が少ないのか。後者かも知れない。ハイキングチームは大垂水峠から直接高尾山を目指すが我々は城山を経由して高尾山を目指した。大垂水峠は自転車で何回となく通過した峠だがこうして登山ルートを通るのは初めて。甲州街道をまたぐように陸橋があることが分かった。登山者としてこの大垂水峠を見るとまた新鮮だ。雨の中を数人の自転車乗りが走っていた。雨中の自転車は危険なので注意してほしい。(二週間前には日光で土砂降りの中を走ったのを思い出した)

大垂水から城山まではこれまた急登だった。雨と汗でズボンまでびっしょり。城山に到着すると立派な茶店があった。登山者もそれなりに雨宿りしていた。こんな雨の中をお疲れ様と言いたいが自分たちも仲間なわけだ。予定したよりもだいぶ早いので大休止。この間も雨は止まず。

城山から高尾山までは下り基調。高尾山に近づくとさすがに観光客が多い。予定したよりも早くケーブル駅に到着。着替えをしてビアマウントに備えた。

ビアマウントは二時間制の飲み放題、食べ放題。2:00の回を目指していたが雨の中、行列を作ってたくさんの人たちが待っていた。さすがに世界の高尾山。こんな雨のなかでも登山者、観光客が多いい。

ビアマウントは初めてだ。天気が良い夜は遠く新宿の灯りが見えると聞いていたが確かめようがない。着替えて待っている間は肌寒く感じるほど。ケーブル駅の温度計を見ると19度。ビアマウントの建物の中に入るとほっとした。幸いにも建物内の席を確保できた。

3300円を払って入場。ビールジョッキと皿を受け取っていざ。都会の居酒屋がそのまま高尾山に移ったような感じ。セルフサービスながら多種多様なビール、ワイン、日本酒、サワー類、ソフトドリンク。そして多種類の食べ物が並んでいる。これをバイキング式に食べる訳だ。15Km以上のトレイルを走ったあとは何でもおいしく食べられる。走って消費したカロリー以上に多くのカロリーを摂取したのでは、と思えるくらいにいろいろな物を食べて満足。参加者全員で楽しく過ごせました。

二時間の飲食の後はケーブルカーで下山。解散となった次第。

雨の中、いつもよりも疲れた。私が快適と思えるペースで走っていると取り残されてしまうので一人で走るよりも早いペースで走ったせいかも。これで進歩があるはずです。毎度ながらいろいろな企画をしていただく監督に感謝。

宮沢湖トレイルラン

今週末は、明日の夕方に中学校時代のなかよしグループで食事をする以外の予定は何にもなかった。

で、練習コースとして教えてもらった宮沢湖周辺のトレイルルートを走った。台風が過ぎ去ったあとに優勢になった北からの高気圧のせいか何とも涼しい。5月のような天気で走るには快適。

ここは緑が豊富だ。近辺では4000年以上前の縄文遺跡も発掘されているらしい。釣り人も多く来る。

そんな宮沢湖をぐるっと大きく回るコースはず~っと林の中で木陰のしたを走るようになる。まだ朝の散歩をする地元に方々以外にだれもいない湖畔で身支度をしてからまず一周。気温が高くないので楽に走れた。最後の急坂もゆっくりと走って登れた。でも汗びっしょり。

二周目も同じ。地元の高校陸上部と思える男子生徒数人がさっそうと走っていた。さすがです。フォームが美しい。時折ハイカーとすれ違う。最後に湖の堰堤に下りてくると何とも風がさわやかで疲れがいっきに癒される。釣り人が十人くらい並んで釣り糸を垂れている。いつも思うが特別なマークがされていないのにこういう場合に皆さん等間隔に並んでいる。バス停で並ぶ人たちも同じだ。自然と等間隔に並んでいる。

一休みしてから三週目。途中でセルフ写真を撮る練習。新しいデジカメには連写機能があるので試してみた。なるほど、走っているときの姿が連続で撮れるわけだ。走行フォームのチェックに役立つかもしれない。掲載すればだれかフォームをチェックしてくれるかな。

三周走ってもまだ11:00。このまま帰るには天気が良すぎる。と言うことでこんどは平たんな湖畔沿いのルートを一周。全部で20Kmくらい。

そして、近くにある宮沢湖温泉「喜楽里」。ここは他の温泉よりもちょっとだけ高級感があり好きだ。洗い場も個別の仕切りがあり個室感覚。露天風呂もいろいろな種類がある。好きなのが「寝ころび湯」。岩盤浴みたいなところに温泉の湯がちょろちょろ流れている。

バイキングで食事をしてからお昼寝。走ってストレス発散。昼寝でリラックスできた。ツイートしたように「いい休日」でした。

富士山五合目までランニングで

先週は自転車でスバルライン経由で五合目まで自転車で登った富士山。アッという間に一週間が経過して今日はランニングで五合目まで登った。

まりおクラブの四人が参加して富士吉田から五合目佐藤小屋までのルートを使った。途中の「中の茶屋」で待ち合わせと聞いていたので富士吉田(富士山)駅から走り始めた。

駅をでるといきなり4-5%の登りが始まる。先週と同じルートだ。富士みちのかかる金鳥居は俗世間と富士山信仰の世界とを仕切る境界線とか。この向こうに富士山が見えた。一部に雪が残っている。

待ち合わせの時間まで十分あるので途中の浅間神社で参拝。二礼二拍一礼です。早朝の神社は凛としておごそか。杉の大木にかこまれた神社はさすがに神々しい。関係者が朝の掃除とか忙しそうに働いている。お勤めご苦労様です。

浅間神社を後にして走っているとAさんが軽い足取りで追い越して行った。山頂まで行くんでしょう。元気ですな。。。こちらはよたよたと先週自転車で登ったまっすぐな舗装路を黙々と走った。4%位の傾斜がずっと続いていく。

7Km位で待ち合わせ場所に到着。一時間近く早く着いてしまった。そうこうしているうちに参加者のHさんが登場。ここで待っているあいだに次から次へとランナーがやってくる。皆22日に行われる富士登山競争に参加する人たちでしょう。皆さん若い。元気はつらつです。大した食料をもたないでさっそうと走り去っていきます。

Hさんと話していたら今日は一旦車で富士吉田まで下ってそこからスタートするとか。何しろ本番は富士吉田の市役所がスタートになる。何とまあ、私も一緒に下って登り返すことも一瞬だけ考えたが改めて登りかえすのもかなり辛そうなのでやめた。結局、一足先に私だけ五合目を目指すことにした。

中の茶屋までは何とか走れた。ところがここからはだんだんと斜度が大きくなり歩く場面も増えてきた。情けないですな。馬返しを過ぎると山道になり走って登れる斜度ではなくなった。ほとんど歩き。。。。。

大汗をかきながら息を切らして登っていくとようやく一合目。やれやれ。かつては登山者で賑わった茶屋も今は荒れ放題。二合目、三合目、四合目と茶屋があったようだがどこも同じ。かろうじて祠が補修されて残っている。

4合目くらいまで登ると空気が冷たくなる。そしてようやく佐藤小屋に到着。水がなくなったのでペットボトルを買った。300円。小屋の番人と昔話をしばし。汗でびっしょりの衣類が冷たくなって寒くなってきた。後続の3人をしばらく待ったが何しろ一時間くらいのハンディがあるのでさすがに若く元気がある3人でもすぐには追いつかないと思って下山を始めた。

ほどなくしてHさんと遭遇。そしてMさん、今日初めてお会いしたEさんと遭遇。その後は一人でひたすら駆け下りた。やっぱり下りは早い。中の茶屋から先の舗装路もひたすら走って富士吉田に到着。きれいな公園のトイレで着替えて富士急線で帰途に就いた。

富士山駅から往復30Km。お疲れ様でした。

ちなみに富士登山競争の最速記録は富士吉田市役所から五合目までが1時間20分くらい、山頂までが2時間40分くらい。すごいですね。制限時間は五合目コースは3時間半。山頂コースは5時間。私の場合中の茶屋でだいぶ休憩したのでその時間を除いて2時間30分くらい。後半はほとんど歩き。本番になるともう少し早くなるかも。

帰宅してから庭の草退治。夏は成長が早いので大変だ。夜は自治会の全体集会で夏祭りの打ち合わせ。明日はゆっくりと映画でも見るつもり。

とおあし(遠足)

日本での初めてのマラソンは1855年安政の時代に安中藩で行われたとか。これを「安政のとおあし」と呼ぶ。NHKで放送していました。

記録によると、安中城を出発して、安中宿、松井田宿、碓井関所を経て碓井峠にある熊野権現神社までの28Km、標高差1000mを走ったそうだ。あくまでも藩士の心身の鍛錬を目的にしていたそうだがかなりの難コースである。

これにちなんだマラソン大会が毎年5月に安中市で「侍マラソン」として開催されているのを今知った。今では二時間少しで完走する参加者がいるそうだがその昔はどのくらいの時間で走ったのでしょう。今のようにしっかりした靴もなく、わらじでの走りは難儀したはずです。こうしたランニングにしてもかつての修験僧が登った急峻な岩山にしても貧弱な装備でよくも走り、登ったものだ。

北丹沢山岳耐久レース試走

今週末はトレイルランの企画に参加した。

7月3日に行われる「北丹沢山岳耐久レース」の試走。と言っても私は参加しない。何しろフルマラソンの距離を走り、登る過酷なレースだ。

このレースには「トレイルラン」の文字は入っていない。コースの一部だけだが試走してみてその理由が理解できた。

舗装道路をしばらく走ってから山道に入る。

この山道はほとんど走れない斜度だ。ヨイショっと足を上げて手を上げた足の膝に乗せて力をいれて登る。この繰り返し。しかも、前夜の雨で滑る。手を使いたいような所もある。息遣いが荒くなるし汗はしたたるしそれはそれは大変な登りだ。こんな所を走ることは無理。

杉林の中はガスがかかっていて神秘的な雰囲気。気温は低いので休んでいると汗が急激に冷えて寒くなる。直ぐに登り始める。こんな登りが約三時間。

ようやく下りになった。ここも急峻な下りだが道が整備されていて走れた。ただ、前夜の雨で滑り柔らかくなった土が崩れる。せっかく整備した道が壊れる。乾いた時に元どおりになって欲しいものだ。

九十九折れの急な坂道を延々と下って神ノ川ヒュッテに到着。ここまでが公称18.5km。

三名の元気な若者は先に進んだが私を含む残りの方々はここから林道を走って出発点である「いやしの湯」に戻った。この林道も長い。延々と10km。

このコースはやはり山岳耐久レースだ。トレイルランのコースではなさそうだ。今回試走した部分だけをみてこのレース全体を判断することはしないが今日のコースはあまり好きになれない。

富士忍野高原トレイルレー

久々のレース参加でした。忍野村が主催するこの大会は今年が二回目。評判がいい大会と聞いていたことと富士山をドーンと見ながら走れるのを夢見て参加した。思いがかなった楽しいレースだった。思い残すことはない。

前日の土曜日に忍野村に入った。宿に行く前に会場に行きマイミクさんと合流。登録をすませ本部からのコース説明と招待選手のトークセッションを聞いた。今回は間瀬ちがやさんと福田六花さんが招待選手。おふたりとも多彩で魅力的ななかたですね。プロフィールをみて感心してしまいました。

せっかく忍野村に来たので「忍野八海」を見学。多くの観光客でにぎわっていた。ここには10年ほどまえに来たことがあるがその時の方が水がきれいだったような印象がある。

当日は朝が早い。忍野中学校が会場。ここの校庭はなんとも広い。野球、テニス、サッカー、なんでもいっぺんにできる広さだ。そして目の前にどっかーんと富士山が足先から頭の先まで見える。こんな風景を見ながら育った子供たちはどこか違う人間になるはずだ。うらやましい。残念ならこの日は富士山があまりきれいに見えなかった。ちなみにこの忍野村は裕福そうだ。自衛隊の演習場が近くにあるのでその見返りでいろいろな施設が提供されているようだ。この中学校の建物も立派。

このレースはロングコースが30Km,ミドルコースが20Km,ショートコースが10Kmと言われている。私はミドル。マイミクさん達はロングに参加。先行のロングの方々は7:30に花火とともに出発。

そして私が参加するミドルは7:50にスタート。カウントダウンが始まると全員が盛り上がる。花火も上がる。いい雰囲気だ。

出発して3kmほどは田んぼのあぜ道みたいなところを走る。周囲も快調に走っている。天気は晴れ。特別に暑くなく快適なランニング日和だ。3Km走ると立ノ塚峠まで350mの登りが始まる。早くも息がきれてきて前が歩くとならって歩く。特別に急な登りではないが歩いたり走ったり。イメージトレーニングでは快適にどんどん走る姿を想像していたが現実がその通りに行かないものだ。息を切らして峠に到着。給水を受ける。

ここからは快適にしばしの下りと平地のランを楽しんだ。

新緑が美しい。そしと道は柔らかい土。非常に走りやすい。

二十曲峠で食料を補給。バナナに塩を点けて食べるとナトリウムとカリウムが摂取できて痙攣防止になると前日のトークセッションで話題になったせいかそれを試す人が多かった。私も試したがいい感じだった。いいと思う。

いつもこうした補給所でのボランティアには感謝する。今回も9000人の村民こぞってのボランティアのようだ。

ここからの眺めを期待していたが残念ながらあまりよくなかった。英気を養って石割山への登りに挑戦。殆どのかたがぞろぞろと歩いた。遠回りをしてきたロングの選手もこの辺は同じコースを走ることになる。さすがにロングの選手はあとからきて追い抜いて行く。

石割山、大平山まで登るとあとは下るだけ。せっかくの景色も見納めになるので記念写真を撮った。

こうしてリラックスして走れるのがトレイルランのいいところだ。時間のプレッシャーを感じない。ロードを走るときはどうしても時間を気にしてゆとりがなくなる。トレイルを走っているときはできるだけ長いあいだトレイルに残っていたい気分になる。走るのが遅いことのいいわけでなく本当にそう思う。今回のように柔らかい土の上を豪快な富士山を見ながら走れるなんてなんと幸せなことだ。こんな幸せな気分はできるだけ長い間味わいたい。

石割山から太平山までの稜線も気持ちよかった。うっすらと富士山の頭も見える。

大平山からは下りだけ。

5kmほどの林道をくだると田んぼ道にもどる。そして出発点の忍野中学校でゴール。記録は2時間47分。でも記録には興味ないのでこんなもんでしょう。思う存分に楽しみました。トレールランって楽しいものだ。

忍野村特製の豆腐丼を賞味。まあ、それなりでした。

お疲れ様、高水山トレイルレース

エントリーはしてなかったが知り合いが数人参加しているので応援に出かけた。冬のような寒さの一日。今日は自転車で会場の青梅まで走った。これで青梅行は4週連続だ。走って行ったり、バスで行ったり、自転車で行ったり。あ、昨日の夜は食事をするために車で青梅まで行った。

震災の影響で他の多くの大会が中止、延期になったなかでこの大会は予定通りに実施。英断である。主催者の心意気が伝わってくるような手作りのいい大会だ。コースは一般のハイキングルート。一般のハイカーもいたが数は少なかった。事前アナウンスで敬遠したのでしょう。今日は出発点から5km位しか見てないがうまく運営されていたような気がする。

会場に到着するとすでに恒例のエアロビクスが行われていた。1000人以上が同じように体を動かする姿は例の将軍様の国のマスゲームみたいだ。でも、こちらは健康的。

出走前に何人かの知人に会えた。やっぱり一緒に走りたいと思ったが今回は無理。スタート前の選手。

スタート地点から100m位のところで一緒に応援にきた人たちと待っていると10時過ぎになって先頭集団が走ってきた。さすがに早いね。トップ集団はほとんんど空身。水だけを持っている人も多い。いわゆるトレイルランの身支度の選手に交じってロードレースと同じスタイルの選手も数人いる。たまたま山の中を走っているだけ、と言う感じ。

30Kmコースの選手が通り過ぎたところで応援の場所を移動。走って出発点から2Kmほどのところまで行って後続の15Kmの選手を待った。こちらは30Kmの選手とはちょっと雰囲気が違う。 走って少し移動。そこでまた応援。そうこうしているうちに15kmの選手がもう折り返して戻ってきた。坂を下るのも早い。さすがです。 応援していると寒い。体が冷え切ってくる。選手は息を弾ませて坂道を駆け上がる。皆さん、いい顔をしてる。

体が冷えてくると、走って移動して別の場所で応援。これを繰り返した。戻る途中にも時々立ち止まって後から走ってくる選手を迎えた。30Kmの先頭の選手が戻ってきた。早い。そして、ゴール手前1Km位のところで改めて応援していた。この辺は平らな広いハイキングコースになっている。この辺になると疲労が蓄積して歩いている人も多く、脚を故障してやっとの思いで走っている方もいる。頑張れ、頑張れ、とずっと応援していた。気持ちが十分わかる。

応援している間、知人をずっと探していたが中々見つからなかったがここでようやく見つけることができた。残念ながら写真が撮れなかった。体が冷え切ったのでまた走って移動。皆さんは野外で打ち上げをしているはずだが私は一足先に自転車で帰宅。

こうしたランニング大会の応援は初めてだったがこれもそれなりに楽しいものだ。一緒に走りたかったが相変わらず右のハムストリングが局所的に痛むので今日は走れなかったでしょう。