スペインにも巡礼路があるらしい

四国八十八か所の札所をめぐるお遍路は有名だがキリスト教でも同じような巡礼路はあるようだ。ローマ、エルサレムと並んで三大聖地と呼ばれているスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼路が有名らしい。ここには813年に建てられたサンチャゴ大聖堂がある。

フランス各地からスペインに入りそしてピレネー山脈を越える道。スペイン内だけでも800Kmあるとか。そこを目指して毎年10万人の巡礼者がここを歩む。途中には巡礼者用の安い宿もあり、それぞれがいろいろな人生を背負って歩き、聖地を訪れる。そして人生を再出発する。

宗教は異なっても人間としての弱さ、強さ、求めているもの、同じなのかもしれない。

四国巡礼はかねてから計画していることのひとつ。自転車で回ろうと思ったり、いややっぱり歩いて回るべきだ、とか思案している。自転車でも2,3週間、歩くと1,2ケ月くらいかかるそうなのでやっぱり退職後のプランになりそうだ。

 

そんな先のことを考えながら今日は武蔵野周回コースを走った。今日は妻が息子の面会に行く日なので私はランニングに出かけた。先日の25Kmのループを少し拡大して36Km。自宅から残堀川ー水道道路ー多摩湖サイクリングロードに入ってそのまま東を目指した。前回は途中の八坂で野火止め用水に折れたが今回はそのまま花小金井まで進んだ。

途中の小平ではちょうど成人式に参加する新成人が集まっていた。いつも変わらぬ光景。同窓会だ。立派な成人になってこれからの日本を支えてほしい。

 

しばらく行くと今度はなつかしい建物がいくつか集まっていた。小平ふるさと村だ。

 

なつかしい昭和の郵便局、田舎の家の「まゆだま」もあった。

 

 

花小金井駅で多摩湖サイクリングコースから離れて一旦小金井街道の舗道を走ってから玉川上水に入った。ここの遊歩道を今度は西の向かった。ひたすら玉川上水に沿って雑木林の中を走った。ここは舗装されていないので土の上を走ることになる。多少の凸凹があるが走りやすくてトレイルランみたいだ。

 

ランニングの先輩がLSDと言う長い時間、ゆっくりと、長距離を走る練習をしたと報告していたのでそれにならって今回はゆっくりと走ったがやっぱり耐えられなくなっていつものスピードになってしまう。脈拍も120-130くらいに保つらしいが私はすぐに150くらいになってしまう。

 

大きなループを走って自宅に戻ってから近くの「かたくりの湯」で一休み。食事。

 

 


3 Comments

  • By YOk, 2012年1月11日 @ 11:40 PM

    スペイン巡礼路は、昨年末で退任した今の勤め先の社長(60歳ちょっと手前)が今夏行かれました。大昔スペインで「ヒッピー」のような旅をして以来の夢だったそうで(そういえば彼も学生時代に山をやっていたそうです)、帰国後お目にかかったら「何も求めなくなった」とおっしゃっていました。四国遍路といえば、四国の田舎に住んでいた子供時代、白装束の「お遍路さん」を見るとちょっと気味の悪い思いをした記憶があります。どうせやるなら、やはり徒歩では?

  • By YOk, 2012年1月11日 @ 11:41 PM

    年が明けていますので、「昨年末」は「一昨年末」、「今夏」は「昨夏」でした。。。。。

  • By admin, 2012年1月12日 @ 9:25 PM

    Yokさん、「何も求めなくなった」という心境になりたいものです。気持ちが楽になるでしょうね。私は煩悩ばかりです。まだまだ行きつくところまで行っていないのだといつも感じています。難しいですね。
    はい、私も徒歩がいいと思うようになりました。三年後を楽しみにして勉強してみます。

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