上海ミーティング

上海でのミーティング一日目。

終日座ったままだった。今回の会場にはインターネット環境がないのでだれも会議中にメールを見るなどと言う不届きなことをしている参加者はいなかった。当然ながら皆集中してプレゼンを聞いたり議論したり。おかげで疲れました。

夜は中心街にでかけて食事。唐朝。有名な中華料理屋らしい。確かに立派。窓から見下ろす外灘の夜景もそれなり。ツバメの巣、を使ったお菓子も登場。その昔、古典の時間に読んだ文章でこのツバメの巣を必死の思いでとりに行く話しがあったのを思い出した。

それにしても上海は綺麗になった。ここに来るようになってから6年。建物も道路も全てが新しくなった。相変わらず信号無視の歩行者にはいつもはらはらしている。運転マナーは多少よくなった感じはするが日本人の運転マナーと比較すると信じられない運転をする。歩行者が青で歩道を渡っているときでも車はどんどん右折していく。あやうい感覚で歩行者と車が両立しているようだ。

今回の宿はMariott系のRenaissance Shanghai Pudong  http://www.marriott.com/hotels/travel/sharn-renaissance-shanghai-pudong-hotel/ 会社契約で1000RMB。部屋は広くて非常にリーズナブル。朝食付き。

上海に到着

久しぶりと言うか何ヶ月ぶりと言うか上海です。日本時間ではもう日付は変わってしまったので昨日29日に上海に到着。6,7年位前から上海には何回も来ている。

夜7時のDelta便で成田を出発したがやはりDeltaは何となく心配。離陸した直後にギャレーに収納されているはずの小物が飛んできた。つまりしっかりと固定されてなかった。私はいつものように非常口の席に座っていたのですぐ前にギャレイがある。そこからテーブルをたたんだようなものが滑り出してこちらに向かってきた。前に座ったCAの方が抑えたので事なきをえたがなんとも危ない。しっかりと固定されてなかったようだ。こうした小さな気配りの積み重ねで安全が保たれるはず。大丈夫か、Deleta。旧NorthWest。

それからは少しでも異音がすると気になる。でも無事に上海に到着。タクシーでホテルに。タクシーが走り始めてしばらくメーターを下ろさなかった。心配になって騒いだらメーターをおろした。何となく気になる。昔のようにメーターを無視して法外な料金を請求するなんてことはないと思うけど。どこか不安が残る中国。

ホテルはいつも立派。広い部屋。一人で寝るのにクイーンサイズのベットのツイン。すぐ隣にFamilyMarkがあるのでワインの小瓶を買ってきて飲んだ。

小江戸川越マラソン2010

川越市としては初めてのマラソン大会。関係者にとって初めてのことでさぞかし苦労して計画を立てたことでしょう。これも一つのプロジェクトになるわけなのでこうした大会が予定通りに完了するか否かはプロジェクトマネジャーの力量によるところが大きい。でも、大成功ではないでしょうか。天気にも恵まれてトラブルもなく予定通りに開催できて関係者は胸をなでおろしていると思う。

参加者10,000人の大きな大会。集合場所までは最寄駅から3Km。バスがピストン輸送してくれたのでそれほど待たずに会場に到着できた。そして着替え。小さいながらもロッカーがたくさんあるのでこれを利用できた。会場になった公園には大きなプールがあるのでこの来場者用かもしれない。天気がいいので外にシートを敷いてそこに荷物を置いている方も多数いた。

出発前の整列もゼッケン番号順に整然と並びスタート時も我先にと言うこともなく混乱がなかった。

そしてスタート。田舎道を走ってすぐに川越市内。有名な古い蔵造りの家が立ち並ぶ街並みの中を大勢のランナーが次々と走っていく様はまさに非日常の世界。立ち止まって写真を撮りたい衝動にかられたが何しろ走り始めてまだ間もなく皆快調に走っている中、立ち止まることはできなかった。

9Km地点でマイミクさんに追い越された。声を掛け合って嬉しかった。市内を抜けると新しい広い道路がまっすぐに続く。その広い二車線の道幅いっぱいにランナーが走っている。1万人ともなるとこういう光景になるのかと感心した。ここでは思い切って立ち止まって写真を撮ってみた。

その後は何度となく折り返し点があった。主催者はコース設定に苦労したことでしょう。しかし、こうして折り返し点が多いとそのたびに前を走るランナーを見られるわけでなかなかいい。一度だけ同行のマイミクさんとすれ違いざまにハイタッチができた。それ以外は残念ながら見失ってしまった。

ルートはアップダウンがほとんどなく橋を渡るときだけが登りになる。広く走りやすかった。6月の初めてのハーフマラソンの時は1Kmあたり6分のペースをず~~と維持してきた。そして、今回は5分30秒をコンスタントに維持できた。半年間の練習の成果が出たようです。

そして、転倒もなく無事にゴ~~~ル。快適に走れた。快晴、汗がでたがそれほど暑くもなく絶好のランニング日和。楽しく走ることができて満足。

完走証をもらってさて帰る方向に歩き始めたら帰りのバスの案内が無いことに気が付いた。確かに、パンフレットには朝のシャトルバスの時間はちゃんと書いてある。ところが帰りのバスについては何も書いてない。参加者は皆ぞろぞろと道路を歩いている。どうやらバスは無いようだ。仕方なく駅まで3Kmをとぼとぼと歩く結果になった。皆そうしてましたね。

で、一緒に参加したマイミクさん達と駅前で打ち上げとなった次第。臨時に店を開けたようでなかなか注文した食事が出てこず。でも、楽しく打ち上げができた。お疲れ様でした。

落ち葉のじゅうたんーー秋です。

午前中、雨が止んだので多摩湖周辺の自転車道を走った。何しろ今週の日曜日は小江戸川越マラソンに参加することになっているのでしっかりと練習しないといけない。

いつものように自宅を出ると10分くらいで狭山丘陵への小さな登りになる。トレイルを走ったせいか割合スムースに登れた。さらに走ると西武ドームではLions Thanks Festa 2010と言うファン感謝祭が行われていたようだ。選手紹介のアナウンスと歓声が聞こえた。

西武園遊園地のジェットコースターを見ながらさらに進むと都立狭山公園に入る。ここも紅葉がだいぶ進んできた。雨が上がったばかりだというのにもう近所の老人会と思える集団がシートを敷いて食事をしていた。色づいている大きな木に囲まれてこうして外で食事ができるなんて何とも幸せな老人たちだ。

さらに公園内は落ち葉で埋め尽くされている。しっとりとして落ち着いた雰囲気がある。こうして走っていても暑くもなく寒くもないこの時期。こうして走れる健康に毎度のことながら感謝している。

公園内の起伏のある小道を抜けて再び自転車道に。狭いが行きかう自転車はほとんどなくランナーに時々出会うだけ。まだ木の葉が落ちてないこの時期は大樹の下は薄暗い。夕方に走って怖い思いをした記憶がある。

大通りに戻ったところでちょうど15Km。本日の予定はここまでだったのであとはゆっくりと走って帰宅。朝から気持ち良い時間でした。

プロジェクトマネジメント関連の翻訳出版

「プロジェクト・コンフィギュレーション・マネジメント実務標準」と言う難しい名前の書籍の翻訳出版がようやく完了。足かけ三年の大作。と言ってもA4版で約50ページ。原本はUSのProject management institute(PMI)本家が出版したPractical standard for Project configuration Management。

http://www.pmi-japan.org/bookstore/pm_std/

PMIの日本支部の中にある翻訳出版委員会に参加したのが2008年秋。そのころからまず私が一人で翻訳を始め、その後数人の方が参加して翻訳、レビューを進めてきた。時間がかかるものです。だれもがボランティアーで参加し、仕事の合間、休日にするわけですから当然です。最初の翻訳は私がほぼすべて行い、それほど時間がかからず数か月で完了。ところがその後のレビューに随分と時間がかかった。最後になって今度は私があまり作業に参加できずに編集作業などに関われなくなってしまった。

それでも関係者の努力のおかげですべて完了。このたび出版された。定価税込5000円。どれだけ売れるかわかりませんが誰かの役に立てばそれで何よりです。

前回は、プログラムマネジメント標準と言う300ページの大作の翻訳にも参加したがこれは10人以上で翻訳を分担。今回で二冊目になりますがまだまだいい日本語が書けません。翻訳は英語力よりも日本語力のようです。

東京・山の手激坂探訪

J氏の企画による激坂を求める自転車ツアー。坂を求めて小さな道をくねくねと。こんなルートを考えるのはまさにパズルを解くような感覚だったはず。ありがとうございました。楽しめました。

早朝、自宅をでて多摩サイをひたすら東に。正面に見える太陽はまだ低く朝日がまぶしい。丸子橋から中原街道に入って品川に。品川駅近くの小さな広場に10程が集まった。


まずは手始めに品川神社の坂を登って近くにある「富士山」と呼ばれる小山に到着。ここはさすがに歩いて登った。第一京浜を見下ろす不思議な岩山。

御殿山と呼ばれるこの一帯は坂の連続。坂があるということは高台があるということ。つまり、山の手ということ。静かな住宅街に瀟洒な家が並んでいる。八ツ山坂の次が三段になっている幻坂。これが今回の超激坂で29%とか。私は最後の登りで足をついたが何人かは登り切ったとか。すばらしい。--実は調整がうまくいってなくてリアの一番大きなギアが使えなかったのです。使えれば登れたと思っている次第ですが。

その後もいくつもの坂を登って皇后陛下の生家の跡地にできた「ねむの木公園」を見学。意外と狭い土地でした。いまはいろいろな花、木が植えられているだけ。生家を残してほしかった。

近くの池田山公園は紅葉が盛りだった。落ち着いた池に木々が溶け込んで大人の雰囲気をかもしだしているいい公園だ。

品川から目黒に入った。富士見坂を登ってから恵比寿のガーデンプレイスでランチ。この辺もおしゃれですなあ。田舎に住んでいると感じられない「品格」があります。ガーデンプレイスも久しぶり。巨大なシャンデリアも飾られていました。この時期は夜になるとイルミネーションがロマンチックなんでしょうね。

ランチのあともひたすら坂を求めて目黒近辺をうろうろ。馬喰坂、なべころ坂、別所坂、上村坂、相の坂、、、。企画者に脱帽です。よくもこんなに激坂を見つけてくれました。西郷山公園で一休み。

途中で立ち寄った小さな美術館・現代彫刻美術館はなんとなく不思議な感じでした。高台にある住宅街の中に突然近代彫刻が屋外に並べてある。宗教法人が運営しているとか。数々の不思議な彫刻、そして女性の裸像もたくさん。

最後は代々木公園で散会。公園ではフリーマーケットの真っ最中。木々も紅葉して、銀杏の木も輝いていた。

井の頭通り、五日市街道を快適に飛ばして帰宅。久しぶりの自転車を堪能した次第。激坂も楽しかった。

テニス関連で早い忘年会

テニス関連の忘年会。

近所の牛角に同年輩の男どもが12人集まった。皆、実に元気。意気軒昂。にぎやかに過ごせた。テニスは2~3年前までは集中してプレイしていた。スポーツクラブに併設するテニスコートで毎週末楽しんでいた。自転車を始めても並行してテニスしたり自転車にのったりの週末が何年が続いた。ところが2~3年前から自転車の比重が高くなりとうとうテニスは全くプレイすることがなくなった。そのスポーツクラブには毎週出かけているが室内のトレーニングだけになっていた。

そんなかつてのテニス仲間が忘年会を開くとの連絡があったので参加した次第。楽しい時間を過ごせた。

その前にはそのクラブでランニング10km。本当は午前中に近所を20Kmくらい走る予定だったがぐずぐずしていた。

ランニングシューズを新調

同じ会社でランニングの指導をしてくれている方の紹介で神田のAthleteClub http://www.athlete-club.co.jp/index.htmlと言うお店に行った。ランニングシューズ専門店。

まず、足形をとった。強く踏み込んでいる場所で走り方がわかるらしい。私の場合、足の外側に力が残った走りをしているとか。かかとの外側から入って拇趾球を押して抜けないといけないらしい。ところが外側から入ってそのまま外側で抜けていることが分かった。

それから足首の柔軟性を見た。固い。足首を柔らかく、つまりふくらはぎの筋肉のストレッチが必要とか。座ったままで脚をのばして足首を手前に20度くらいまがるのが理想だそうだ。私の場合は11度。ストレッチをするように、との指示。はい、体が硬いことは十分承知しております。毎日、ストレッチはしているが一向に柔らかくならない。ちなみに、娘は足を広げて座るとそのまま胸が床に付く。羨ましい。
いろいろな靴を履いてみた。足のつま先が1cm以上はゆとりがないと長距離を走った場合につま先を痛めるらしい。4~5種類の靴を履いてみていいのが見つかった。それから、足の形を立体的に写真撮影。

以上で終わり。靴と足に合ったインソールを作ってもらうことにした。職場の多くの人たちが同じ店で同じように靴を買ってインソールを付けている。たぶん、いいのでしょう。

出来上がりまで三週間。ちょっと早いクリスマスプレゼントとして納得している。

20代のころに登山に夢中になっていたころ当時の月給と同じくらいのお金を出して特別注文で足に合わせた登山靴をあつらえたことがある。あの靴はまだ残っているが何年も履いたことがない。さて、今日注文した靴はどうなるやら。

自然環境 vs ハイカー vs トレールランナー vs MTB

ネットで遊んでいたら偶然2チャンネルに辿りついた。トレールランニングにつてのスレッドだった。2チャンネルを見るのは久しぶりだったが例によって罵詈雑言、短絡的な単語だけの発言が目につく。まあこの辺はさておいて。

そのスレッドの内容としては、トレールランナーがハイカーに対して礼儀がないとか山道を壊す、と言った点で非難してる発言が主だった。大会は禁止しろ、とか山にはいるな、とかの書き込みがある。確かにこの辺は以前からの問題であることは確か。以前と言うのは、トレールランニングが今ほど盛んでないころからのこと。

直近までは、MTBが山道を削りハイカーに恐怖感を与えたり、と言う論調が多かった。

確かに、MTBのあの太くごつごつしたブロックタイヤは山道を削る。削ったあとに雨が降れば削られて柔らかくなった土はどんどん流されてしまう。こうした道のくぼみがどんどん深くなってくる。どんどん自然が破壊されていることが実感される。ーーこれが個人的にはMTBに乗らなくなった理由の一つです。

これに対して、MTBの世界では、指導者と言われているようなツアー企画者たちの中で山道の修復活動をする人たちが出てきた。私が参加したMTBのツアーでもハイカーに対するマナーについての指導が毎回あった。そして、参加者をハイカーに見立てて山道に立ち、そこをMTBがすぐ脇を走り抜けるのを体験したりもした。

回りまわって今度はトレールランナーが非難の対象になっているらしい。トレールランナーは走りだすと急には止まれない。登りでない限り。ハイカーのすぐ脇をそうしたランナーが走ってくるとそれなりの恐怖感を感じるかもしれない。急には止まれないランナーと衝突することも考えられる。ある休日に一度だけ皇居の周りを走ったことがある。確かに観光客が多い。そして高速で走るランナーも多い。衝突のトラブルがあると聞いていたが納得した。あり得ることだ。

そして、山道では前を行く人たちを追い越すために道のわきを走りそこを崩す。

この辺のことを2チャンネルでは話題にしていた。その表現の仕方には問題あるけどトレールランナーが意識しないといけない点であることは確か。

MTBとかトレールランナーがやり玉に挙がっているが、もっとさかのぼるとハイカーあるいは登山者が自然保護に対しての非難の的になっていたことがある。尾瀬の環境保護が代表例。あそこにはトレールランナーとかMTBが押し掛けることはないがハイカーが押しかけることで問題になっている。

それぞれが好きで楽しんでいるわけだし、誰が悪いかと言うことを議論しても始まらない。共存することを誰もが意識しないといけないわけだ。自然との共存。そして、人間同士の共存が必要ですな。


筋肉痛

日曜日のトレールランニング大会の結果は大腿筋の痛み。トレールランの後はほぼ確実に筋肉痛になる。平地のランニング、自転車でかなりの距離を走っても筋肉痛にはならない。トレールランは別の筋肉を使うようだ。自分の体を上の持ち上げる動きが平地のランとはことなるようだ。

で、二日目の今日も階段の上り下りの時に痛みを感じる。ランの後のケアが不足しているのは確か。ランのあとにアイシングをすべきだろうがいまだにしたことがない。とにかくアイシングは面倒。自転車で北海道を走った時にはアイシングをしたことがあるがそれだけ。

次回、トレールを走った後はアイシングをしてみる。効果の検証だ。