とおあし(遠足)

日本での初めてのマラソンは1855年安政の時代に安中藩で行われたとか。これを「安政のとおあし」と呼ぶ。NHKで放送していました。

記録によると、安中城を出発して、安中宿、松井田宿、碓井関所を経て碓井峠にある熊野権現神社までの28Km、標高差1000mを走ったそうだ。あくまでも藩士の心身の鍛錬を目的にしていたそうだがかなりの難コースである。

これにちなんだマラソン大会が毎年5月に安中市で「侍マラソン」として開催されているのを今知った。今では二時間少しで完走する参加者がいるそうだがその昔はどのくらいの時間で走ったのでしょう。今のようにしっかりした靴もなく、わらじでの走りは難儀したはずです。こうしたランニングにしてもかつての修験僧が登った急峻な岩山にしても貧弱な装備でよくも走り、登ったものだ。

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