午後は用事があったので休んだ。目的地に行く前に途中下車して有楽町の朝日ホールで開かれている「東日本大震災報道写真展」を見てきた。震災後の朝日新聞には数多くの写真が掲載されてきた。そのすべてがすごい力をもって訴えるものを感じていた。TVで見る動画は確かに状態がよくわかる。ただ、訴えるものがない。それに対して静止画(写真)がなんとも強い力を持っているのを感じていた。その写真をパネルで見たかった。
展示は震災直後の凄惨な状況を映した写真とその後の復興の光が見えだした写真とに分かれて展示されていた。新聞の写真のあるような短い解説とともに。
やっぱりすごい、感じた。圧倒された。こうした情景を映したカメラマンの心がひしひしと伝わってきた。写真は「心」だ、なんてわかったような気になった。こころの中は見えないけど、、、、とACのCMは言っているけど写真を通してわかるような気がする。
その後はついでに御徒町にでかけて、トレイルグッヅを購入。http://www.blackdiamondequipment.com/ja-jp/shop/mountain/lighting/storm-headlamp このストームのヘッドランプはいい。軽くて明るい。
先週末は神社の庭の草むしりをもくもくとした。それは今日の獅子舞の準備。
この地区に遠く300年ほど前から続く獅子舞の奉納が行われた。横田、中村、番場と呼ばれる地区で行われている獅子舞なので横中馬獅子舞と呼んでいるらしい。獅子は3人の大人の男が演じる。太郎、次郎、そして花子。それに天狗の面をつけた行司役の男。そして棒使いの男の子供、ささらをつかう女の子供。皆小学生だ。保存会ができていて定期的に練習しているようだ。こうした伝統はぜひとも残してほしいものだ。
早朝、長延寺に集合して地域の安全と獅子舞の成功を祈願して住職に祈祷してもらう。演者、支援者、保存会の人たちが50人くらい。その後は寺の庭で簡単な舞の奉納。
行列を作ってまずは馬場地区の八坂神社に向かう。ここは狭山丘陵を背中にした山間にある小さな神社。ここの庭で奉納舞。
近所の人たちも見学している。新緑の木々に覆われた神社にこうした伝統の舞はよく似合う。昨年の秋に自転車でおとずれた会津桧枝岐の歌舞伎場を思い出した。あそこも数百年続く素人歌舞伎の上演で有名だ。大きな杉の木に覆われた半円の階段状の歌舞伎場はまさに神が宿るような雰囲気がして素晴らしかった。
動画はここ http://www.youtube.com/watch?v=weBCudyq5CE
http://www.youtube.com/watch?v=sjSGEt0pZQo
次は横田地区の七所神社。ここでも同じような奉納の舞。子供たちはそろそろ疲れてきたが少女たちは皆初めての化粧をしてなんともかわいらしい。多くのカメラマンがシャッターを切っていた。
次は中村地区の熊野神社。ここでも奉納の舞。ここで昼食。
午後は本庭舞と呼ばれるメインイベントが50分ほど続く。演者は体力が必要だ。この舞にはストーリーがあるらしい。聞くところによると、太郎と次郎が花子を巡って争いになるが天狗の采配で仲直りをするらしいが詳細は不明。どこかに記録があるかもしれないのでいずれ調べてみたいものだ。
素晴らし天気の下でこうして地域の伝統行事に参加できたことは嬉しかった。これまでには断片的にしか見てなかったが通してみると深いものを感じた。天狗を演じた方は自治会で一緒に役員をしたことがあるかた。腰の使い方、実に味がある。
それにしても、まずお寺で安全を祈願してもらってそれから神社に舞を奉納。これってかなり日本的にです。
昨日は久しぶりで自転車のロングライドを、と思っていた。かってにGreaterLoopと呼んでいる私的なコース。自宅を起点にして大きな周回コースが3っつある。
自宅ー奥多摩ー風張峠ー五日市ー自宅 がStandard Loop 110Kmコース
自宅ー奥多摩ー今川峠ー松姫峠ー大月ー相模湖ー大垂水峠ー八王子ー自宅 がLarge Loopコース 140Km
自宅ー奥多摩0ー柳沢峠ー塩山ー笹子峠ー大月ー雛鶴峠ー相模湖ー大垂水峠ー八王子ー自宅 Greater Loop 200Km
この中で、Greater Loopを走ってから何年かたってしまった。久々に気持ちが盛り上がったので土曜日に計画していた。ところが荒天の予報。すべての天気予報が風雨が強くなるとの予報。諦めて土曜日は静かに自宅で過ごした。引きこもり。ところが我が家の周辺は一向に雨が降らない。何じゃ!と言う感じだが大人になって静かに過ごした。
そして、今日の日曜日は晴れて春爛漫。庭にも程よい加減に野草が伸びてきた。タンポポがきれいだ。家人のだれも植えた記憶がないチューリップが一本だけ赤い花を咲かせている。静かで暖かい朝だ。
そして自治会の役員として神社の境内の草むしりをした。一面に冬草がはびこっている。冬草はなんとも強情だ。しっかりと根を張って頑張っている。人間もこれでないといけないのかな。しゃがみこんでただひたすらに草をむしり取る。何も考えないこうした活動って好きだ。ただひたすら。ランニングと同じですね。こんどの金曜日にはここで伝統の獅子舞が奉納される。役員は参加することになっている。
今日は叔母の命日なので親せきが何人か集まって墓参りをした。ここでも掃除。草むしりもした。一緒に来た姪一家の1歳児がなんとも注目の的。元気な子だ。綺麗になった墓に花と線香の香り。いいものだ。見上げると狭山丘陵の木々は新緑。静かな春だ。こうして墓参ができることも幸せなのかもしれない。避難を余儀なくされた方々のことを考えた。墓を流された方もいるでしょう。流されなくとも帰れない方もいるでしょう。なんともすっきりとしない毎日がづつく。
昨日は二年ぶりくらいで泳いだ。脚が気になるのでランをしていないのでその代替。歩いては泳ぎ、歩いては泳ぎで400m位。隣のレーンの方はゆったりと長い時間泳いている。ああいう泳ぎがしたいのですがなかなかできない。余分な力がはいっているのか25m位泳ぐとすぐに歩いてしまう。さてどうしたものか。ランニングも最初は1Kmがせいぜいだったな。
明日はこれも久々に長距離ライドの予定、だった。どうやら雨模様なので中止。以前、雨の中、柳沢峠の下りで危うい思いをしたことがあるので雨中の峠道は避けたい。雨でタイヤは滑りやすいしブレーキは効かなくなる。自転車って危険なスポーツだ。一瞬の弛緩が死につながるからね。
そういえば先日帰りの電車の中で読む本がなくなったので東京駅の小さな本屋で買った本。誤った英語の使い方のことを書いてある新書。よくある類の本だ。気をつけないと間違えやすい表現がたくさんあって面白かった。
あなたのことを考えています。
A.I am thinking of your thing
B.I am thinking of you
Bが正解。Aはあなたの「あそこ」について考えています。となる。「あそこ」って日本語の「あそこ」です。
A.Is there some question about my presentation?
B.Are there any questions about my presentation?
Aは「私のプレゼンについて何か疑っていますか?」になる
Bは「私のプレゼンについて何か質問ありますか」にある
questionが単数か複数かの違いです。
家族が四人です。これをI have four familiesと言うと「妻が4人いる」と言うことになる
英語もいろいろなニュアンスがありますね。。。。。
ところで、もうすぐ連休。2,6日に休むと10連休。でも2,6日は出勤するつもり。それ以外の日に何をするかまだ思案中。毎年続けてきた長距離のツーリングも今年はあまり盛り上がってない。でも突然行くかもね。
今朝は少し早めに職場に出かけた。いつもの広場では今日はスーパーカーと男性モデルが写真におさまっていた。いつもよりも関係者は少ない。三流雑誌に掲載するのかな。それにしても写真撮影ってどうしていつもあんなに多くの人間がいるんでしょう。殆どの人たちは単に周りで見ていいるだけのような気がする。
職場が今の汐留に移転した数年前から道路工事が行われていた。まだ続いている。何の工事なのか、先日の新聞記事でようやく判明。虎の門から新橋の間をつなぐ通称「マッカーサー道路」。戦後、計画されながら実現しなかった道路を形を変えて作ろうとしているらしい。
工事中の道幅は数十メートルもある。春の陽気にさそわれて昼休みに工事中の道に沿って歩いてみた。工事現場はいつも活気がある。新しい生命が生まれようとしている感じだ。
そして、ちかくの「大阪虎の門砂場」にそばを食べに行ってみた。創業明治5年。建物は大正時代のもの。実は、食べ物よりも建物に興味をそそられた。そのレトロさがやはりいい。
肝心の蕎麦はしっかりとして満足でした。
暑さ寒さも彼岸まで、のはずだがまだ冬のように寒い。白い息を吐きながら朝ランを10Kほどしてから自治会の集会。今は役員が入れ替わる時期だ。4月から自治会長になる。順番でこうなるわけだ。これからの一年はこれまでのように行事をサボるわけにはいかない。
ところで、大震災のあとでもっぱら「自粛」ムードが日本全土に蔓延している。TVではバラエティ番組はとんと放映されない。ACばっかり。日本人全員が「いい人」になっている感じ。これは悪いことではないのだが。。。
いろいろなイベントが軒並み中止になっている。私がエントリーしてあったランニング系の大会が3つも中止された。こうした自粛の影響でイベント会社が倒産したとか。
イベントを実施するうえで計画停電とか列車運行の影響で参加に問題があるとか、警備要員が集まらないとか、機材が集まらない、と言う理由で中止されるのは十分に理解できる。こうした理由の場合は実施すべきではないでしょう。
「自粛」をすることは経済活動が委縮していること。これから災害復興に10兆円、20兆円の費用がかかるといわれているなかでこれ以上経済活動が委縮したらその費用が生まれてこないのでは?でも今は被災者のことを考えると飲んで騒げ、なんてことは言えない。
一刻も早く、これまで通りの経済活動ができるような状態になることを祈るのみ。今回の災害に対する復興の戦いは長いでしょう。被災者に対する「思いやり」をづっと持ちづつけないとね。日本人は「熱しやすく、冷めやすい」と言われているのでちょっと心配。
東北太平洋沖大地震。情報が次々と入るたびにこれは大事だと自覚するようになった。65年前に始まった戦後の復興に匹敵するような努力と奇跡を起こさないと日本は沈没するかもしれない。中国の新聞の見出しには「日本沈没」とあったそうだ。外交的にはちかごろ中国、ロシア、韓国が弱体化した日本に攻勢をかけている。これに追い打ちをかけるよう行為が無いとは言えない。このまま弱体化した日本にするわけにはいかない。戦後日本の奇跡の復興を再現する必要がある。
こんなに高度の技術力を持っている国、こんなに高い品質の製品を提供する国、こんなにも自制心のある国、こんなにも互いの思いやりをもった国、こんな国ってあまりないよね。たぶん。人口が減少している中でこれからは「量」を基準にして成長戦略を作るのではなく「質」を基準に国づくりをしていくといいと思う。製品の「質」、サービスの「質」。こうした「質」を高めて日本の立ち位置を確立するといいと思う。なんて言う抽象的なことを考えながら走ってきた。
そう、今日は立川・昭島マラソンの日でした。ハーフにエントリーしてあり職場の方々4人と一緒に走る予定をしていた。ところが大地震の影響でこれが中止。そもそもこの大会の会場には防災センターもあり広域避難所になっている場所。余震の可能性のある現在はこんなところでマラソン大会なんぞは不適切でしょう。と言うことで納得した。予定が空いたので、いつもの狭山丘陵の旅をした。狭山湖、多摩湖周回で「かたくりの湯」がゴールのコース。
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会社が入っている建物は5年前くらいに建築されたので耐震性は高いはず。なのでそれなりに安心していた。その6階から周囲の建物を見ているとあの頑丈な建物が揺れている。室内は大きくゆっくりと揺れている。電車がポイントを通貨するときのような感じ。天井からぶら下がっているちょっと気取ったライトが大きく揺れて同じように隣にぶら下がっているライトと接触。ガラスのフードが割れた。被害はその程度。非常階段を下りてみると亀裂が入っていた。
それでもこんな揺れは始めての経験だ。ニュース映像や映画で見たあの崩壊する建物の姿が頭に浮かんできて恐怖心が芽生えた。
何回も押し寄せる余震。最悪に事態を想像してしまう。
妻に電話したが通じない。メールも送ったが返信がない。今日は親戚の方々と山梨に出かけている。息子は仕事。電話が通じない。娘は今日帰国で成田に夕方到着のはず。
7時ころになってようやく電話が通じた。妻はまだ上野原近辺の高速道路。息子は無事に帰宅したとか。家の中も無事だったようだ。娘は関西空港に着陸したとか。やれやれ安否が確認できた。
で、こちらは会社。かと言って仕事をする気力もなし。本を読んだり、Mixiを見たり、YouTubeを見たり、動画ニュースで地震の被害を見たり。
そうこうしているる海外のオフィスからインスタントメッセージがどんどん来る。安否を心配してのことだが毎回同じ質問と回答。ありがたいがちょっとうんざり。
職場は6階。非常階段で1階のコンビニに食料を確保しにいくと棚がほとんど空。食べられるものをとにかく買い込んだ。梅酒も一本。歯ブラシなんぞのお泊りセットも。
職場には50人ほどが宿泊。通勤時間でフィルターがかかったわけだ。悲しい遠距離通勤者が取り残された。
これから会議室で寝る。GoodNight
2月はあまり走らなかった。右足の違和感が残っていたので念のため、少し休んでいた。
それでも特段の回復は無し。走るには大きな支障はないので3月からまた走り始めた。今週は火曜日と水曜日に皇居ラン。
頑張りました。当然のようにランの後は食事会と言うか宴会と言うか、そんな感じ。ランの後だと食事が始まるのが遅くなる。当然、終わるのも遅くなる。遠距離通勤の私は帰宅も遅くなる。睡眠不足。
今日は早く帰った。早く寝る。
ところで、今読んでいる「驚異のプレゼン」は実に役に立つ。良書だ。
ひな祭り。20年以上も前に買ってもらったお雛様。今年も忘れていてひな祭り直前にあわてて飾った。
主である娘は今年の春に大学卒業。彼女は不登校で小、中学には殆ど行ってない。もちろん高校も行ってない。それでも高卒認定試験を受けて大学に行った。受験勉強3か月で合格してしまった。まあその程度の大学だけど嬉しかった。
その娘が18歳の時に突然ニュージーランドに行きたいと言って二週間の語学留学。一人で行ってきた。びっくりこいた。そして今月は大学卒業。
今年度大学卒業生のうちの1/3が就職が決まっていないとか。娘はその中の一人。と言うよりも就活をまったくしていない。ただ娘を信頼して将来を案じているだけ。
その娘はしっかりと卒業旅行に出かけてしまった。ドバイ経由でウイーン、プラハの旅。しっかりと楽しんで欲しい。
