もう一つの命が消えた。。。
平成7年に生後3か月の時に我が家にきてからずっと一緒だったオスの柴犬が今朝、息を引き取った。
16年前に我が家に来た時には小さな箱の中にちょこんといた。ぬぐるみのようなコロコロとした赤ちゃんだった。息子が「ロン」と命名。初めてのペットと言うことで勝手がわからず家族全員で見よう見まねでしつけしたり散歩したりの毎日だった。
柴犬は元来猟犬だったとか。気が強いのに臆病。庭に長いひもでつないておいた。やんちゃだった。家に来る郵便配達人、宅配便の人、新聞配達の人、皆が我が家に来るたびに遊んでくれた。
そんなロンも年を重ねるごとに茶色の毛は薄い茶色になった。白髪。人間と同じだ。晩年は後ろ足が弱くなり昨年の夏ころから歩くのが不自由になった。昨夏の暑さにも耐えてくれた。そして秋。いよいよ足が立たなくなり腰をサポーターで引っ張り上げて散歩した。
暮れになりあまり動かなくなり昼間は日なたで寝ていることが多くなった。家の中にいることが多くなった。そして年末には3日間動物病院に入院。奇跡的に回復して家に帰ってきた。でも昼間からあまり動くことがなく寝ていた。寝たきり老犬になってしまった。要介護犬。さみしいものだ。子供たちが一所懸命に介護。
そして今日9:20に静かに息を引き取った。寝たままだった。つい先日私の母親が息を引き取ったばかり。また一つの命が消えた。息子が一番思いを入れていた。何年が前につらかった時期に随分と癒されたはず。
花を供えてやった。歳をとってもきれいな顔をした美しい犬だった。と、偏見か。
光真王号
平成7年7月29日生まれ
1月24日火葬予定
2 Comments
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By ジークフリート, 2011年1月23日 @ 3:25 PM
眠っているかのような安らかな顔は、あーみーさんの家で過ごした16年がとても幸せだった事を物語っています。
お悔やみ申しあげます。
By あーみー, 2011年1月23日 @ 9:30 PM
ジークさん、お悔やみをありがとうございます。いろいろと書きましたがこうして表現することで落ち着きます。ブログって一種のストレス発散です。