足柄峠ラン その3

昨年の正月、そして今年の2月に走った足柄峠ラン。神奈川県山北駅前の健康福祉センターから峠までの往復26Kmのラン。今日も行ってきた。今回は職場の方が5名と仕事上の顧客である医師が一人で合計6名。回を重ねるごとにしっかりと走れるようになった。

今回は途中で歩くことなく走りとおせた。初めてのことだ。

走りを止めるか止めないかは体力よりも精神力によるような気がする。走ることをやめて歩くことは何ともたやすい。いつでもできる。でも走るのをやめたらそれでおしまいだ。ところが、こうしたときに誰かが近くにいるということは大きな影響がある。走り続ける動機になる。一人で走っているとたやすく歩いてしまう。ということは元来、精神力は弱いのかもしれない。こう言うのを「支えられている」というのだろうか。

ところで、今日はきれいに晴れた。日差しは春の明るさだ。山北駅周辺は山にかこまれているがその山にはピンクの梅と思える花が見えた。しかし気温は低く10度以下だ。走っていてもそれほど汗は出てこない。峠の見晴らしから見る富士山は頂上付近が少しだけ雲をかぶっていた。雪は2月よりも少しだけ減っていたようだ。遠くに見える富士山麓では原野を焼いているのか各所で煙が上がっているのが見えた。春のしるしだ。

この山北駅周辺はさくらで有名らしい。駅前から御殿場線に沿って多くの桜が並んでいる。さくら祭りがありライトアップもされるようだ。今日はその準備をしていたがまだつぼみだ。今年はどこの桜も遅れているようだ。

そして、いつも利用している健康センターのロッカー。建屋内に10個ほどあるが週末にはすぐにすべて使われてしまうようだ。今日は10時ころに行ったがすでにすべて使用済み。ここの峠ランが周知されてきておとずれるランナーが増えているのでしょう。我々は健康センターの事務所に置かせてもらった。健康センターでもロッカーを増やす計画があるらしい。

もう一つニュース。この山北駅が無人駅になった。そして駅前の商店の多くはシャッターを下ろしたまま。なんとも寂しい。高齢化、過疎化がここにも進んでいるのか。健康センターのような箱モノはいつまで維持できるのだろう。心配になる。駅前の食堂だけは開いていて盛況のようだ。もう一つあった食堂は店じまいしてしまった。昨年はお世話になったのに残念だ。

 

 

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