本当に円安になるのかな?
最近のマネー系の雑誌には、一時的なデフレ、円高から将来的にはインフレ、円安になるからそれにそなえて高額所得者の多くは海外に資産を移しているという記事が多い。はたしてどうなるのか。
理屈としては、1000兆円近い現在の日本政府の持つ巨額の借金がいよいよ国内で消化できなくなる。国債を買う人がすくなくなると信用不安から海外の投資家から国債の値段をたたかれる(価格の暴落、利率の高騰)と言うことになる。国債の利率が上がると銀行の貸出金利も上がってインフレになる。また、日銀がこの国債を購入するためにお札をどんどん発行すればやっぱりインフレになる。このインフレになると国の借金の価値が減るということになり国としては都合がいい訳だ。インフレを起こすためには政府としては円安に導いて輸入価格を上げることになるでしょう。これもインフレの原因になる。
インフレになると現在保有している円の価値が下がってしまうのでその前に円を外貨に換えてしまうという人が多いらしい。これは円安対策でもある。
ハイパーインフレになったらどうなるか。物の値段がどんどん上がってせっかくこれまで働いて貯めたお金の価値が下がるわけだ。年金は物価スライド式に増えるはずだがインフレによる値上がりに間に合うのか。それだけの原資が国にあるのか。ちょっと不安になってくる。
将来のことはだれも明確に予測できないがある程度の備えはしておきたい。と言うことで最近ちょっと勉強を始めた。
最近のつんどく本:いつになったら完読できるのやら
- 外資の常識:藤巻健史
- 日本経済沈没!今から資産を守る35の方法:田嶋智太郎
- マネーはこう動く:藤巻健史
- 2011年の衝撃:菅下清廣
- 日本破綻 その日に備える資産防衛術:藤巻健史
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資産防衛 | MyPace — 2011年12月23日 @ 2:07 PM
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