神社社務所兼公会堂の建て替え計画が何年も前から出ていますが。。。

自治会活動でいつも使っている地元の熊野神社社務所兼公会堂。戦前に建てられたようです。したがっていたるところに不都合がでていて今にも崩壊するような状態が何年も続いている。

内部を見ると柱の一部がくずれて窓枠が落ち込んでいたりする。畳を踏むと今にも床が抜けそうだ。かかっている鏡も斜めになっている。

 

誰もが、もう建て替える必要がある、と感じてきた。ところが実際に建て替えとなると話は遅々として進まずに現在に至っている。

これまでに建て替えを計画して資金を積み立ててきた。でもまだ不足している。

建て替えをする上で資金以外にもいろいろな問題がある。誰がこの建て替えをリードするかが問題。

この土地は登記上は神社が所有していることになっている。しかし管轄の神社にはこの社務所を建て替えるだけの資金も動こうとする神社関係者もいない。なにしろ常駐の神主が不在の田舎の小さな神社だ。しかも実際に使用するのは自治会の人たちが自治会活動に使う。自治会活動と神社の活動(神社としてのお祭りなど)の切り分けができずにあいまいな関係がある。神社の活動にもかかわらず神社関係者にはそれを実行するだけの資金と体力はなく、現実的には自治会の役員が実行している。さらに、自治会役員が引退すると神社役員になることになっている。実に曖昧模糊としてあいまいな関係が何十年も続いている訳だ。神社の行事が地元に密着して多くの参加者がいたかつてはこうした形でも問題が起こらなかった。ところが神社活動をする人が少なくなり、自治会に所属する世帯もすくなくなった最近ではこうした関係のほころびが出てきている。

つまり責任者があいまいな状態なわけだ。

 

と言っていても建物の老朽化はどんどん進んでおりいつ崩壊するか予測がつかない。3.11の地震の際に大きな影響がなかったのは奇跡に等しい。

 

こんな中でいよいよ建設委員会なるものが発足しようとしている。現在の自治会役員が中心になり地元の長老、神社関係者、子供会関係者から代表を選んで委員の選出ができた。そしていよいよ来月にはその一回目の会合が開かれる。

今日はそのための準備会を公会堂でした。

建物の中に掛っている古い写真を見ると昭和16年が一番古い。そして現在の社務所の前で撮ったと思われる写真は昭和22年だ。現在70歳以上の長老にとってみると思い出の場所であること確からしい。戦前にはここでお参りをしてから出征し、戦後は地区の運動会、お祭りのたびにここで集会を持ったはずである。

次の世代につながる施設を作っていきたい。

 

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