伊南川ウルトラ遠足を走り終わって数日経ちました。

私にとっては一大事だった初のウルトラマラソンが終わってすでに5日が経過。大腿筋の痛みもなくなって先日はリハビリランとして出勤前に5Kmほど走ってみた。日常が戻ったような気がします。

いくつかの覚え書き、と感想、反省。

参加者のほとんどはほとんど空身、つまり持ち物が非常に少なかった。雨具もない、ライトもない、と言うランナーも暗くなったころに私の前を走っていた。あの雨の中、そしてあの真っ暗な山道をどうしたのか心配になります。確かにウルトラマラソンと言ってもマラソンの延長であり単に距離が長いだけ、と言うとらえ方もできるでしょう。

でも、私にとってはウルトラマラソンに限らず走ることは移動、つまり旅の手段だといつも思っている。旅の途中には何があるか予測がつかない。だからいろいろな準備をしておきたい。今回、私はトレイルランで使うザックを背負って走った。その中身は、雨対策のポンチョ、旅の記録用のGPSとカメラ、非常食(後ろの方になってエイドステーションの食料がなくなっている場合に備えて)、ひざ痛が出た時の対策用サポーター、濡れて休憩する時のためにタオル、着替え。そして、ライト、その予備電池、携帯電話、健康保険証などなど。持ちすぎ、と言われそうですがこれだけを背負って走っても気にならなかった。たぶん次回も同じくらいは背負って走るでしょう。

エイドステーションがほぼ5Kmおきに17か所あった。これはどのウルトラでも同じくらいあるらしい。私はお腹に何かないとすぐに力が抜けてしまうので各エイドでいろいろと食べたが少し食べ過ぎた。食べて、飲んで、そして走って。最後はすこしだけ胃が痛くなった。もう少し食べる量は減らしてもいいかも知れない。

暗くなった国道を走る時には背中にフラッシュライトが必要だ。地方の狭い道は歩道が無いので車道の端を走ることになる。走ってくる自動車に対して視認性を上げる必要がある。自転車で夜間走るときには必ず赤いテールライトを点ける。ランニング中も同じように赤いライトをザックの背中に付けるべきでしょう。

旅は道連れ。今回も前半は前後に多くのランナーを見ながら走った。ところが後半の50Kmを過ぎたあとは極端に少なくなった。特に今回は参加者が300人以下であるし後半はばらけてきて前後に誰も見えない時があった。それでも時々は追い越したり、ほぼ同じ速度で歩き、走ることもあった。走っているときはともかく、歩いているときは同行のランナーとはもっと話をすべきだった。

練習量。このウルトラに参加する前の数か月の月間走行距離は平均160km位一か月前に50Kmランもした。トレイルランも含んだ距離ですがまだ少し足りない気がする。後半の失速は走り込み不足が原因と思っている。確かに後半の30Km以降で周囲のランナーは遅い走りながら走り続けていた。一方、私は走ったり歩いたり。遅い走りと比べて私の早歩きはほぼ同じ速度なのでほぼ一緒に進めたがやっぱりランをしないと恥ずかしい。

 

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