なんとなく中途半端な気持ちで診断士更新研修を受講したが、

平成16年に診断士登録。それなりの受験勉強をしないと合格できない難関資格。その資格維持の条件のひとつである毎年の更新研修の受講。今年も参加。

今年のテーマは毎年ある「中小企業施策」以外には「ITを活用した経営戦略」と「経営革新支援(企業ドッグ実践支援マニュアルの活用)」が挙がっていた。私は「企業ドック実践支援マニュアル」に興味があったのでこれを取り上げた日程である昨日の研修に参加した。

企業ドックについての概要解説のあとこれを活用した事例発表があった。人間ドックでは定期的に身体の状況をしらべて病気の早期発見を目指しているがこの「企業ドック」も同様に企業の経営状態を調べて早期の対応をとって最悪の状態を回避するのが目的。どの企業にもライフサイクルがある。成長期、成熟期、衰退期、そして廃業期。それぞれの状態において企業の状態に応じて経営革新で対応するか、企業再生で対応するか、あるは管理的な破たん処理をするか。いわゆる出口戦略を冒頭に行うのが特徴だ。残念ながら破綻処理をするのがベストの場合もある。

内容には十分に納得できた。機会があれば活用してみたい。同時に資格維持の要件を一部だが満たせた。

こうして診断士資格を更新していくがこの資格を将来どのように生かしていくかがまだ自分の中では中途半端だ。有資格者のうち30-40%が独立してコンサルタント業務をしているらしい。意外と多い感じがするが残りの方々はあいかわらず会社に勤めている。私もその一人。最近は30,40代で独立する診断士が増えたようだ。

将来的には独立コンサルタントを視野にいれているが決断力がない私はあいかわらずサラリーマンをしている。現在の仕事は大いに気に入っているし、楽しく自己実現できていると思っている。いつまでも続けたい。一方で、今のままでいいのか、停滞していいていいのか、と言う疑問もある。何かのきっかけが必要だ。定年前にそのきっかけがあるだろうか。

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