自社製品を使ってみました

我が社は医療器機を親会社から輸入して販売している。愛社精神があると言ってもその製品の性格上できることならば使わずに生活したいとおもっている。そして、幸いにもこれまでは使わずに済んでいる。

そんな我が社の製品の一つを試せる機会が今日あった。社内で定期的に行われている自社製品の説明会で取り上げられたのは糖尿病治療の機器。通常はスライドだけのプレゼンテーションだが今回は製品を実際に試した次第。

糖尿病の患者は通常毎日3,4回もインシュリンを自ら注射する必要がある。I型糖尿病と呼ばれる患者は子供も多い。こうした子供も同様に自ら注射する。

こうした毎日の注射から開放される機器が我が社のインシュリンポンプだ。携帯電話とほぼ同じ大きさの機械をベルトに付け、その中にインシュリンを入れておき微量を腹部にさした針を通して持続的に供給する。一旦針を刺すと3,4日はそのままにでき入浴もできる。

その機器をセットし実際に針を腹部に刺してみた。針は腹部に約6mm入る。刺す時に思い切りが必要になるが簡易な装置があり簡単に安全に刺せるようになっている。

実際に差してみるとあっという間にできた。痛みはほとんど感じられない。注射をする時ほどの痛みもなかった。

この機器を装着したまま普通に運動もできるらしい。これで毎日繰り返す注射から開放されるのは患者にとって大変な進歩になることと思う。同様の製品は他に無いとのこと。より多くの患者にこの朗報を知って欲しいものだ。

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