日光いろは坂から戦場ヶ原、川俣湖、鬼怒川温泉を自転車で走った

4040のHさんが企画してくれた。これまで日光近辺で何回が走ったが「いろは坂」はまだ上ったことがなかったので楽しみにして参加。途中で土砂降りに会ったがもう一度走ってみたいコースだった。

先行ののんびりグループは東武日光駅に集合して一時間ほどまえに出発。私は新宿から日光1号で後を追って三人のグループで一時間遅れで出発。

薄曇りだがやはり暑い。駅をでるとすぐに登りになる。近くのコンビニに立ち寄るまでにすでに汗びっしょり。観光地の街並みを抜けて馬返しからいよいよ本格的な登り。休日とあって観光客の車が多い。スーパーカーが数台爆音をとどろかせて走り去って行った。いろは坂はさぼど急ではなく7%位がつづく。途中から一方通行になるので車はあまり気にならない。途中の駐車場で休憩。1時間半ほどで中禅寺湖に到着。なんとも風がひんやりしてすがすがしい。夏はこれですな。

中禅寺湖畔をしばらく走って戦場ヶ原に向かった。この途中で先行グループに追いついて集団走行。昼食を食べる予定の赤沼茶店に着いたとたんに雨が降り始めた。タイミングがよかったと喜んでいた。ところが、、、、

昼食を食べている間も降り続いた。かなり強い雨。ちょっと不安になった。それでも食事が終わったころには雨脚が弱まった。チャンスと言うことで光徳牧場を目指した。

ところが、この途中でまたもや豪雨。雷鳴。林の中を走っていても雨が強く落ちてきてびっしょり。雨水が川のように路面を流れている。何と言うことか、息がつまるような雨脚の時もある。

光徳牧場にはすぐに到着。這う這うの体でここの茶店に入って雨をしのいだ。課外学習と思える小学生の団体もいた。引率の先生も当惑しているようす。

濡れたジャージは速乾性が高いので濡れていてもそれほど不快感はないがそれでも靴は濡れて不快だ。ここで温かいコーヒーで少しだけ体を温めた。そうこうしているうちに雨が上がった。青空も見られた。一時は引き返すことも頭をよぎったが躊躇なく予定通りに前に進むことにした。

今日最後の登り。山王峠までは数Km。ところがこの途中でまた雨が降ってきた。雷鳴も遠くに聞こえる。雷鳴が聞こえる間は雨だね、と言う声が聞こえた。山王峠の木の下で雨宿り。標高が1700mだが意外と寒くなくて助かった。

また、雨が止んできたので出発。これから先は50Km以上も続くダウンヒルだ。1000m以上の標高差をどんどん下るわけだ。車もほとんど来なく快適。

雨も上がってどんどん走った。川俣湖。静かだ。吊り橋がはるか下に見えるがだれが使うのだろう。観光目的か。時々ぱらぱらと雨がふってくるが気にならない。行け行けどんどんと言う感じだ。

この辺は何とも静かでいいとろこだ。下り基調で楽々と走れるところがいい。登りはなし。川俣湖をすぎると瀬戸合渓とよばれる景観のよいところを通過。雨上がりの峡谷にガスがかかってきれいですな。

どんどん下ると川治温泉。龍王峡を過ぎて新藤原に到着。鬼怒川公園駅まで足を延ばしてここできれいな身障者用のトイレで体を拭いて着替え。このころには濡れた衣類もほとんど乾いていたが着替えると気持ちがいい。

東武線区間快速で帰途についた。区間快速と言っても途中までは各駅停車。時間がかかった。日光は遠い。

このコースはなかなか良い。気に入った。山王峠からの長い長い下りが特に良い。秋の紅葉のころにまた走ってみたいものだ。

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