箱根裏街道と長尾峠+α

来週にせまってきたOxfamトレイルウォーカー。その時に仮眠を予定している場所を一応事前に確認したかった。場所は箱根。

連休なので車の混雑が心配。で、「自転車人」に載っていた箱根裏街道を使ってみた。小田原までは輪行。ここでほぼ同じコースを走る予定のB氏と落ち合ったが彼は立川からしっかりと自走。さすがですね。しばし歓談後、私は亀さん走りなので一人で一足先に出発。

裏街道はさすがに静かだった。時折車が通り過ぎるだけできれいな道を静かに登れた。ただし、「急登」。これは想定外だった。15%を超えるところが多くそれが10Kmほど続いた。走り始めていきなりの急登でまさに亀さん登り。下りも含めて裏街道は約15Km続いて138号と合流する。合流したとたんに車は増え、騒々しくなった。バイクの集団がやかましい。

ここで本来の目的である仮眠所の場所を確認。近くには同じようにルートの確認、試走に来ていると思われる人たちが多く見られた。当日の好天を祈るのみ。

次の目的地は長尾峠。相変わらずやかましい道を登っていくと乙女峠との分岐。どの車もこの乙女峠の方向に向かったので長尾峠方面はまた静かになった。緩やかな登りを進むとあっけなく長尾峠に到着。実にあっけなかった。峠を登っているときは峠の直前の劇的なアプローチをいつも期待しているがこの長尾峠にはそれがまったくなかった。先日の大垂水峠と同じだ。ここで休憩した。後から追っている筈のB氏達を待っていた。すると、反対方向からK氏が登場。彼の話によるとB氏達はすでに下って行ったとか。あれまあ、私が長尾峠で待っている間に通過してしまったようだ。気が付かなかった。そう言えば、待っている間に二人連れのハイカーと話をしていたがその間に通り過ぎてしまったらしい。B氏達にとってもこの長尾峠は峠と呼ぶほどのこともなく一休みの価値もなかったのかもしれない。峠と思わずに通り過ぎてしまったのかもしれない。まあ、彼らとは方向が同じだけでもともと別行動の予定だったのでいいでしょう。

長尾峠を下って御殿場に。ここで大休止して昼食。その後は御殿場線に沿って松田まで飛ばした。想定通りに下り基調で快適。246を走ったり76を走ったり。246は心配したほどは騒々しくなく一安心。それでもあまり好きになれない。松田から秦野までは246しかない。

名古木から自転車の乗りに有名なヤビツ峠の方向に登り始めた。この中間のところに兄が眠っている。しばらく墓参してなかったので出かけた。ケースに入れて持参した線香を手向けた。大日堂の近くの、山の斜面にある墓地からは遠く太平洋が見渡せる。いい場所だ。

せっかくここまで来たのでもう少し登ってヤビツ峠から裏ヤビツ、宮が瀬湖経由で帰宅することも考えたが気乗りしなかった。で、秦野駅を目指して一気に下り始めた。

ところが、2Kmほど下ったところでサングラスを墓地に忘れたことに気が付いた。あれまあ。またあの急登を登り返すのか、と思ったが大事なサングラスなので引き返した。2kmが長かった。そう言えばあのサングラスはこれまで3回ほど忘れたことがある。一回目は奥多摩周遊道路にある都民の森。そこから2,3Km程登った風張峠まできてから気が付いて戻った。二回目は山中湖近くの平野のセブンイレブンで休憩した際に忘れた。この時はこのセブンイレブンに電話して宅配便で後日送ってもらった。三回目は草津ヒルクライムの後で駐車場にヘルメットと一緒に忘れてきた。この時も主催者のところに届けられているのが分かって宅配してもらった。運が悪いというか運が強いというのか分からないが何度も生き返ってきたサングラスだ。思い入れがあるサングラスだ。今回で4回目になった。

秦野からは小田急で輪行。まだ太陽が高いので途中の登戸で下車。自転車を改めて組み立てて多摩川に沿って走って自宅まで。のんびりと約30Kmの追加走行。

目的が果たせて満足しました。セントロニンもだいぶ放出されたような気がする。

PS

どうやら私が仮眠所を探してうろうろしている間にB氏達に追い越されたようです。

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