トレールウォーカー試歩

トレイルウォーカーのことを知ったのは一年前。職場から2チームが参加したということを聞いた。これは日本だけでなく世界的に行われている長距離のウォーキングイベントであり同時に募金も募る。日本での開催は今年で5回目。5月13-15日に行われるらしい。コースは小田原から箱根経由で山中湖までの山道を100Km。ここを48時間以内で歩く必要がある。制限時間から言うとトレイルランニングのそれと比較するとゆとりがあるがそれでも100Kmもある。今の自分には初めての距離であるしチャレンジングなイベントであることは確か。

今年も職場から2チームが参加予定でその中に入れてもらう予定。その試走をしてみた。同行者は同じチームで参加を予定している女性3名。彼女たちは昨年も参加して80Kmまで到達したが悪天候で断念。ことしはリベンジ。

小田原駅からそのまま歩き始めて出発点の城山運動公園。天気は快晴。暑くもなく寒くもなく快適な天気だ。途中は春の花が満開。いい時期だ。 ここからすぐに素敵な里山の道を歩き始めるが穏やかで静かないい里だ。こうした日本の里山はすばらしい。海外ではあまり見られない箱庭のような密度の濃い風景は素晴らしい。

お嬢様たちはとちゅうのキンカンを失礼。

塔の峰までの登りの途中になぜ?と思えるような廃車が残っていた。周囲は杉の林で山道しかない。どうやてここまで運んだのか不思議である。

出発点から二時間あまりで最初のチェックポイントである阿弥陀寺に到着。

下ってお玉の池とか精進池のわきを通って箱根公園に到着。ここまでのルートもきれいに整備されたハイキングコース。さすがに箱根は古くからの国立公園らしく風景にも品格がある感じがする。芦ノ湖を見下ろす別荘も格段の差がある。

箱根には車でも自転車でも来たことがある。そこを歩いたのは初めて。たしかにこうして歩いてみると車、自転車で走り過ぎると見逃す、見ることができない物、景色がたくさんある。車、自転車、脚、それぞれの移動のツールには有利な点、不利な点があるものだ。こうして歩いてみて歩いての移動にもいいことがたくさんあることを再認識した。

本日の歩行距離25Km。本番はこの4倍になるわけだ。時間がかかるのは実感できた。

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