椎葉村から日向
逗留したのは椎葉村の市街から少し離れた椎葉湖の麓にある公園。離れる前にこの更に先の方まで自転車で行ってみた。湖に沿った道なのでほぼ水平で気持ちがいい。人里離れたところにも時々民家がある。どのような仕事をしているのかいつも気になる。１０ｋｍほど走って元の道を戻った。
そして椎葉民族芸能博物館に行ってみた。小さな建物だが一階から三階までの展示室にはこの地の民俗文化がふんだんに展示されていた非常に興味深かった。四季折々の行事やお祭り、農耕、狩猟の際に様々な行事が行われている。その時に使う道具などが展示されていた。深い山の中、小さな集落で生活してきた人たちが作り上げた独自の文化だ。そうした行事は一部で継続されているようだ。貴重な文化をぜひとも維持してほしいものだ。改めて日本の深い文化を感じた。
ということで日向に移動。
途中の道は山岳ルートだがしっかりとして走りやすい。行き交う車も少ない。標高の高い場所を走るのですばらしい景観を望める。なんともダイナミックな景観だ。何回も停まって眺めてみた。ここは九州のど真ん中、を実感した。
携帯のデータ容量が無くなったのでモバイルwifiをレンタルすることにして日向のコンビニで受け取る手配をしたので指定したコンビニで引き取った。申し込んで２日で届いた。便利なものだ。
先日も静岡の団体に謝金の請求書を送る必要があったがその際に押印が必要ということなので、ネットプリントサービスに請求書を送ってコンビニで印刷、１００円ショップで三文判を購入しこれを押印、これをやはりコンビニにあるマルチプリンターでスキャンして自分のスマホに送ってもらいさらにこれを相手にメールで送った。なかなか複雑なプロセスだったが旅行先で仕事をして請求書が送れる手段は提供されているわけだ。