獅子舞の練習

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当市の横田、中村、馬場地区に江戸期から続く獅子舞がある。この獅子舞の保存会がありここの役員になった。5つに分かれた地区の一つの世話役といった役割だ。いちおう獅子舞保存会の副会長。

獅子舞は3人の獅子、天狗、ササラ摺りという踊りが4人。そして笛を吹く笛方と唄い担当の唄方。その他数人で構成されている。

毎年4月29日に獅子舞を長円寺、八坂神社、七所神社、熊野神社で披露する。

この中で新人の私は唄い方を担当。

そのための練習が何回もありそこに参加している。

何しろ笛、踊り、唄にしても正式な記録は残っておらず昭和50年になって保存会ができてから記録を作り始めた次第。したがって、江戸期の舞い、唄とは少しづつ変化している可能性がある。笛については現代風の楽譜におこしてあり、唄については歌詞が記録として文書化された。

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ところが唄については独特の節回しのあるメロディーが難しい。その後に録音した音はあるが聞きにくくあまり参考にならない。口承記録なので時代とともに、人によってすこしづつ変化していると思われる。

練習に参加する毎に先輩の唄を聞きながら覚えようとしているが時間がかかりそうだ。

日常のしきたり、行事が次の世代に引き継がれなくなっている。その中でこうして古くから伝わる伝統芸能を引き継ぐことに関わることは大事なことだと思っている。微力ながら貢献したいものだ。

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