「時刻表2万キロ」宮脇俊三

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これで宮脇俊三の本も6冊目。同じような鉄道紀行ものだがどれを読んでも旅情を誘われて引き込まれる。

この本は昭和55年の出版。当時の国鉄2万キロあまりの全然を踏破したことを書いている。実際にはそれまでいわゆる幹線を乗り継いできてこの本では残っている支線あるいは盲腸線と呼ばれる行き止まりの路線に乗った時の話だ。

まだ中央公論の編集者としてサラリーマンをしていたころの話なので毎回金曜日の夜行発で日曜日夜あるいは月曜日朝に帰宅する強行日程で全国の鉄道に乗ってきた。

最後に残った路線なので初めて聞いたような路線が多い。北海道、九州、中国、、など地方の路線だ。たった2Kmほど残った区間に乗るためにはるばると出かけたり行った先から逆方向に走ってみたり。

それぞれの路線そして駅の様子を読むにつけそこに行きたい気持ちが沸いてくる。都度GoogleMapでその路線、駅の場所を確認。残念ながらこうした支線はその当時から40年経過して多くが廃線、廃駅となっていることが確認できる。かつての駅は○○駅跡という形で残っている。そしてそこにはかつての蒸気機関車が記念として残してある。単にちいさな駅舎が残っているだけの場合もある。

廃線あとは消えている場合が多いがGoogleMapの航空写真を見るとかすかに廃線跡と思える柔らかな曲線、一本の直線が見える。北海道をくるま旅したときにはしばしばこうした廃線、廃駅に遭遇した。その都度かつての状況を思い浮かべたものだ。ほとんどの場合レールは取り外されているが跡地はそのままだ。そこが遊歩道やサイクリングロードになっていることも多い。

民営化された後は乗客が多く利益がでる路線のみが残りここに登場したような路線は消えてしまった。地方の小さな駅、街に降り立ってその街を歩いてみたい。さっそく何十年ぶりで時刻表を買ってみた。
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コメント

  • 私も読み始めました

    宮脇俊三鉄道紀行全集1を図書館で借りて読み始めました。
    時刻表2万キロ、最長片道切符の旅、汽車旅12カ月が収録されています。
    昭和のころなので今はないところが多いのでしょうね


  • Re: 私も読み始めました

    >>1
    そうですね、民営化後に多くが廃線になってしまったようですね。でも廃線跡をめぐるのもたのしいですよ。北海道ではいくつか回りましたが自転車にはあっていると思います。



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