「人生に疲れたらスペイン巡礼」小野美由紀

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ひさびさの読書メモ。最近も時間があるのでいろいろと読んでいるが今回は図書館で借りた本なので将来のためのメモとして。

ご存知、サンチャゴ・デ・コンポステーラ詣での紹介。20代前半の女性が仕事に行き詰まりパニック障害に。思い切って休みをとって巡礼に出かけたときの2010年ころの体験記。

いろいろなルートがあるが殆どはフランスのサンジャンピエントボーからの800kmのコースをたどる巡礼。一日に20~30km歩いて30~40日の行程。

この巡礼には興味があってこれまでにもTV番組とかネットでいろいろと情報を仕入れいているがいまだに実現していない。過去2年のコロナ禍でいつになったらこうした海外にでかけることができるのか。そして、ここに紹介されたアルベルゲと呼ばれる宿がどれだけ生き延びているか心配になる。実際に行けるような状態になったときに自分は何歳になっているだろうか。800kmを歩き通す体力はあるだろうか。

現実的になったら再読の価値がある本でした。

参考映画
「サン・ジャックへの道」2005年
「星の旅人たち」The way 2010年

参考書籍
特定非営利活動法人日本カミーノ・デ・サンチャゴ友の会
「聖地サンチアゴ巡礼 世界遺産を歩く旅」
ダイヤモンド社2010年

コメント

  • 人工股関節

    かつての勤務先の知人(現在70歳前後)が、数年前にリタイアし巡礼をしてきたそうです。学生時代は「ヒッピー」だったので、安宿に泊まりながら歩き続けるのは平気、とにかく食べ物が美味しかったと言っていました。その方は人工股関節を入れているのですが、あれは手術後年数がたつにつれズレるのだそう。ところが、800km歩いたらズレていたのがぴったりの位置に収まったとか。
    いつか土産話を伺うのを楽しみにしています。


  • Re: 人工股関節

    >>1
    そうですね、70歳を越えて体力が少しづつ落ちているのを実感していますが800kmを歩き通す体力を維持できるように日頃の生活をしています。



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