2014.02.21
カテゴリ:読書
定年後のただならぬオジサン ー足立紀尚ー
定年後の過ごし方を考える自分の中の流れで読んでみた。こうした本を読んでいると
今はもう 生きがい探しが 生きがいに
などという川柳が自分にあてはまるような気がしてきた。まあ、思い直して読んでみたがいろいろな方の事例が紹介されていた。これまでは旅行を楽しむ方法が書かれた本をよんできたが今回の本は社会の一員として社会に役立つ生き方をする方々の紹介。
大きく分類すると、会社を離れて定年後の居場所を作って活動する生き方、起業する生き方、次の世代に知恵、技術を伝える生き方、地域の老いにそなえる生き方になっている。
- 居場所作り
会員制のクラブ:シニアネット仙台
ーシニア向けのパソコン教室
ー観光ガイドボランティア
シニアSOHO三鷹
そこでの事業活動、ボアランティア
- 起業
ーペンション
ー自転車リサイクル
ー農産物直売所
- 次の世代に知恵、技術を伝える
ー塩つくり
ーNPO法人を通した伝承:シニアアクティブ葛飾
- 地域の老いにそなえる
ーグループホームの運営
ー介護タクシー
定年後は自由自適に趣味に没頭し、時には旅行をする生き方も良いかもしれない。この中で少しはこの本に紹介された活動ができると良い気がする。
地域の潤滑油になること、高齢者との潤滑油になること、孫の世代との潤滑油になること。社会の一員としてこうした役割を持つことも生きがいになるのかもしれない。