指宿から熊本
数日前に天気予報を見て今後2週間は曇りか雨の予報。どうやら菜種梅雨の真っ最中のようだ。こうした天気の中だと旅をしても楽しさが半減するのでここで今回の旅を切り上げて帰ることにした。中国、四国地方の天気予報も見たが同じような天気なのでこの地方を経由して帰ることも断念。阿蘇だけは見てから帰ることにして4月2日のフェリーを予約した。
この日も朝の散歩をした。海に近いところに岩崎ホテル。ゴルフ場やテニスコート等のレジャー施設もふんだんにある広い施設だが建物は古い。創立者の銅像もある昭和の観光施設といった感じだ。名前がわからない野菜が多く栽培されているのが気になっていたので途中で散歩している方に聞いたらグリーンピースとのこと。その方はその場で一つをもいで中の豆を出して食べ出した。田舎の風景だ。
妻はこの日の12時の便で東京に帰るので鹿児島空港に向かったが思いの外時間が掛かりそうなので途中下車せずに途中から高速道路を使って向かった。駐車場が混んで待つようなので妻をおろしてそのままこの日の宿泊地である熊本に向かった。
熊本までの道中も山道。峠をいくつも越えるごとに下に美しい里山の風景を楽しんだ。峠を越えて下りにかかったときに下に見える耕作地や家々の風景が大好きだ。
途中で熊本市内に入って熊本城を見学。桜が満開で桜まつりの真っ最中だった。多くの人が歩いている中で自転車を押しながら歩く自分が恥ずかしくなったので早々に退散。
この日は道の駅水辺プラザ。広い公園のような道の駅で温泉施設もある。温泉があったりゴミを受け入れているせいか、ここには車中泊する車が多数集まっている。常連がいるようで夕方には10人近くが集まって立ち話をしている。さすがに椅子とテーブルを出すような人はいなくて安心した。少しずつ車中泊マナーが浸透しているようだ。