人吉から一気に五家荘往復

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今日もいろいろなところに立ち寄りながら走ってきたけどとにかくハイライトは熊本県の奥地、平家の落人の村、五家荘(ごかのしょう)という地区まで行けたことかな。

今回の旅の前に熊本県の五木村まで行けるといいと思っていたけど行くことができた。ここは「五木の子守唄」の生まれた村。元々は、貧しい山間の村に生まれた娘が、口減らしのために子守娘として奉公へ行った先で、わが身の不遇を嘆いて歌った唄。そんな人里はなれた山村のイメージを持って行ったところ、そこまでの道路はしっかりした二車線で、しっかりした観光地になっていた。温泉施設もあり周囲の住宅地はおしゃれな住宅地になっている。村役場の建物も瀟洒。わが町よりもおしゃれ。先日の椎葉村以上でした。
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ただそこを流れる川辺川は数日来の雨で水かさが増えて音をたてて濁流が流れていた。鮎釣りで有名な川だが流石に釣り場にも降りられない。
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五木村まであっけなく来ることができて物足りなかったのでそらが明るくなったし時間があるので更に奥の五家荘(ごかのしょう)まで行くことにした。五木村から先は通行する車も非常に少なく、轟音をたてながら流れる川辺川の上にある道路を進んだ。
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そんな道路の先には想像していた寒村があった。古い建物が静かの並んでいて人気が無い。診療所も空き家状態。五木村とは大違い。満足して引き換えした。

こんな山の中を車で走ってみてとにかく日本のインフラはすごい。こんな山の中にも車が通れる舗装道路がしっかりとある。慣れた地元の人だったらなんとも思わないで行き交うでしょう。流石に遠方から来て一人で車を運転していると心細かった。

こうしたしっかりした道路ができる前に使っていたと思われる狭い道の名残が見えた。崖にそっと寄り添うように作られたひっそりとした狭い道だ。かつてこうした道を苦労しながら使っていたであろう姿を想像してみた。今回の旅の前に読んだ本ではこの時代のこの辺の描写をしていたわけだ。
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こうした山奥まで車が走れる道路を作りトンネルを作り橋をかけてきた日本ってすごいと思った。土砂崩れで使えなくなったと思える道路もいくつか見えた。その度にそこを回避する形で新しく道路、トンネル、橋を作ってきた。すごい。日本、と思った。
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という事で五家荘から引き換えして安心して車を走らせる人吉市に戻ってこの日はここの道の駅に逗留。
風呂は人吉温泉の元湯。銭湯のような共同風呂で300円。
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その前にいろいろなところに立ち寄った。

嘉例川駅:築120年の駅舎  しっとりとしていい駅舎だ。無人駅だが地域の住民がキレイにしている。一日に数本の列車が停止する。この2両の列車には乗客が2人。
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120年の歴史で角が取れている。
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この方が掃除していろいろと説明してくれた。
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小畑(おこば)駅:ループ線とスイッチバックの共演 人里離れたところにある
急な坂を蒸気機関車がのぼれるようにぐるっと廻る線路がある、そして一旦平坦なところに来てから方向を変えて改めて登るようなスイッチバックがある。ここで機関車に水を供給し運転手が休憩するために作った駅だそうだ。そのため付近には住人がいない。
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スイッチバックの終点。ここを通る肥薩線は数年前の豪雨でこの区間が普通になっている。
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機関車への給水塔
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湧水町の美しい湧水:町の名前にもなっている霧島山からの美しい湧水が流れ出ている。街のシンボルとしてキレイに維持されていた。
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コカ・コーラのえびの工場:えびの市にある工場を見学してみた。残念ながらこの日は製造していなかった。不思議だ。生産調整かな。

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