雄川の滝・鹿屋航空資料館から桜島へ

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朝、前夜に逗留した駐車場でまったりしていたら若いカップルが自転車に沢山の荷物を積んで登ってきた。聞くところによるとニュージーランドから来てここ鹿児島の最南端佐多岬から2,3ヶ月かけて北海道の宗谷岬を目指しているそうだ。先日はチリの医師が東京をめざしていた。安全安価キレイな日本をめざすサイクリストが多いのか。ネットでもそうした方の投稿が多い。事故のないように日本を楽しんで欲しい。

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今日はゆっくりと出発して桜島を目指すことにした。

まずは雄川の滝。佐多岬に行く途中で立ち寄りを考えたがこの日になった。

とりあえず滝に一番近い駐車場まで行ってから歩いて行くと滝の上部の展望台に着いた。残念ながら流れは多くなくあまり迫力ない。
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どうやら下から見たほうが良いらしくその場所を目指して改めて出発。狭い道を進むと広い駐車場がありそこから遊歩道がしっかりと整備されている。1.2kmの散歩で着いたところには大きな崖がありそこに一筋の滝が流れていた。同時にキレイな柱状節理の岩の間からは伏流水が何本もの筋を作って流れ落ちている。

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そこに至るにまで早足で歩くと汗が吹き出る。彼岸を迎えて急に暖かくなった。

そして次の目的地である鹿屋航空基地資料館に向かった。この日は雨模様。ときどき雨が降ってくる中をドライブ。ただ交通量が少ないので運転も楽だ。途中はキレイな農村風景が続いた。日本の農村は実にキレイだ。錦江湾にでて海が見えてきた。ここからは海沿いに走る。

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途中で見かけた墓地。九州ではどの墓も同じような花が添えられている。セットで売られているのか。
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鹿屋航空資料館。九州の南に入って少しづつ戦争の匂いがしてきて先日は戦時中に使われた地下壕の通信室を訪問した。鹿屋からは戦時中に1000人近い若者が特攻に飛び立った。いまは海上自衛隊の鹿屋航空基地がある。その隣にある資料館。

立派な建物。館内には旧日本海軍創設期から第二次大戦にいたるまでの貴重な資料のほか、特攻隊員の遺影や遺書などが展示されてる。その他にも、海上自衛隊の活動状況も紹介されている。

当時の軍部の指導者の写真、使っていた道具、圧巻はここから飛び立った若者の写真と遺書もたくさん展示されていた。

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海中から引き上げられた零戦が復元されて展示されていた。
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資料館というだけに各種の資料がたんたんと展示されて特定の思想を主張するような解説もなかった。椎葉村の資料館は主張が激しかった。自衛隊基地の中にあるので戦争を美化するような解説があるかと思ったがそれもなし。

外にはかつて使っていた航空機が多数展示されていた。

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桜島を半周して温泉、近くの道の駅でここ2日間同宿している彼と今夜もここで合流。これで2日目だ。彼のトレーラーの中で食事。

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