足柄古道から明神林道ライド

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道の駅で一夜を過ごして翌朝にかつてのガイド仲間と合流。足柄古道から明神林道を走ってきた。足柄古道は万葉集にも歌われているほどの歴史がある。ヤマトタケルノミコトの東征にもここを通過したという伝説も。箱根路が開かれるまではここを経由して東西に行き来がされたとか。現存の足柄古道は足柄峠の北側にも残っているが今回は南側にある。

その古道は予想通りの穏やかな心休まる路だった。この古道については足柄峠ランのときの道端に案内がでているのでいつか訪れてみたいとおもっていたところ。一部は山道だが自転車で通過できる部分もある。

グラベルバイクの楽しみかたは様々だが静かな田舎道を行きそこに住む人達の生活を見るのが好きだ。今回はそれに加えてその場の歴史を感じることができる最高のグラベルルートだ。

そこはみかん畑が広がる丘陵地帯を登る路だった。狭く車は通行できない部分が多いが農家の軽トラックは使っているようだ。どんどん高度をあげていくと静かなみかん畑や狭い畑を見下ろすようになる。

古くは万葉人、防人達が通過したことを思い浮かべながらのサイクリングだった。

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短くも急な坂道がつぎからつぎへの迎えてくれた。どんどん高度をあげて進んで峠の手前にある地蔵堂まで来た。この先にある夕日の滝までさらに登った。氷結しているとSNSで聞いていたが溶けてしまったのか周辺が凍っているだけだった。ここで滝行をしている集団がいた。気合をいれていた。

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地蔵堂近くにある万葉うどんでカレーうどんを食してから明神林道に向かった。
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時々雲に太陽が隠れると急に体が冷える。明神林道はゆるい上りが続いたがすぐに下り貴重になった。杉の林がつづくなかに舗装された林道がつづいている。我々だけの静かな世界だ。路面が整備されているので走りやすく助かる。

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しばらく進むと下り貴重で走りやすくなり路面がまさに林道の雰囲気になってきた。伐採で活発に使用されている様子が見える。楽しくなる。ワクワクしながら同行者と写真を撮りあった。

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長い快適な下りを飽きるほど楽しむことができた。市街地にでて出発点の道の駅に到着。楽しいライドでした。

結局今日のライドは33Km。かつてはこのくらいの距離はランニングしていたと思うと感慨深くなる。

前半の歴史を感じながらの足柄古道、後半の走りやすい林道。いずれも実に楽しいサイクリングができた。いい一日になった。

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