南会津自転車ツアー一日目

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早く目が覚めたので周辺を散歩してみた。東京の冬のように冷気を感じた。日中の気温を想定してこの日の服装をどうするかあれこれと思いを巡らした。散歩途中でであう方々は一様に挨拶してくれる。気持ちがいい。地方都市のいいところだ。

集合時間の9:45頃には陽もあがって暖かくなった。今回の参加者は10名。大学生の友達同士が2人、龍ケ崎市からの50代の夫婦、千葉の40代の男性、50代の女性2人、私が誘った知人、地元の協力者が1名。ガイドは74歳で6年前に松戸市から移住したという男性。そしてサポートカーとして参加者全員が乗れるマイクロバス、自転車を収容するトラック。これだけのグループでのツアーになった。

このツアーは地元の下郷観光公社が企画して政府からの風評被害防止事業の補助金を充当しているとか。このため参加費は一泊四食ガイド付きで5000円という破格に価格。

一日目の最初は養鱒場見学と鱒釣り体験。マスは針を下ろすと同時にかかります。一通りの見学が終わったあとはここにある食堂で少し早いランチ。豪華なランチでした。一通り満腹になったあとで釣り上げたマスをさばいてフライにしてくれた。かなり無理して食べた次第。

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その後は田舎道をどんどん進む。今回は私と龍ケ崎市からの夫婦以外はレンタルのE-Bikeを使っている。当初は付いていけるか不安があったが結果的に落ちこぼれずに一緒にゴールできた。

田舎道が実にいい。こういう田舎道を走るのが希望だったので願いがかなった。

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そして観音沼森林公園までは4kmほどの緩やかな上り。ここは紅葉のメッカらしい。確かに沼の水面に映った木々の紅葉が素晴らしかった。人も多かったがうなずける。

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途中で十文字農産物直売所に立ち寄り。
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近くにある不動尊がいい感じで佇んでいた。そして神木である桂の大木。
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次は農家の若い女性が運営しているパン香房Leaf。農家の庭先にプレハブ小屋を立てて数人の若い女性と一緒にパンを作っていた。歓待されてここでパンの試食。バターを使わず天然酵母を使った無添加のパンが美味しかったがランチで満腹のなかでは苦労しながら。しっかりとコーヒーの用意もしてあり準備周到。お土産にベーグルも頂いた。ここは店舗販売はせずに地元店舗におろしているとか。

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つぎは中ノ沢観音堂見学。
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再び田舎道を走ってこの日の宿がある湯野上温泉。ここの湯野上温泉駅は茅葺屋根で有名だ。

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宿である大阪屋は昭和の建築で家族経営のようだ。着くとすぐに講習会。このツアーが福島県の風評被害を防止するための予算を使っている以上この辺の情報を提供する必要があるようで福島県の職員が二人で説明してくれた。資料を使って福島県産の産物をどのように品質検査して出荷しているかの解説。原発事故の後の2年ほどは放射性物質を検出した産物が数%あったがその後はゼロになっているとの説明。公費を使ったツアーに破格の価格で参加した以上はこの辺を口コミしないと行けない。自身のSNSではその旨発信した。

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15年前に一人でここまで自転車で来た時は土砂降りだった。びっしょりになって近くの民宿みやもと屋に投宿したことがある。なつかしい。

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