グラベル@表丹沢戸川林道と西山林道
この日は知人に案内してもらって表丹沢の戸川林道と西山林道を走ってみた。なんとも楽しい林道でした。
秦野市の戸川公園に3人の高齢者が集合してここから出発。まずは戸川林道。すぐにシャリ路の上り。杉の林の中はまだ冷気が占めていて気温はそれほど高くない。汗もあまりでない快適な温度だ。そしてなんとも深い森林のなかで気持ちがいい。
広く踏め固められた林道だが車はほとんど来ない。静かな平日の林道だ。ここは水無川に沿っている。20代のころに沢登できたところだ。新茅の沢を遡上した記憶がある。おそらく前日は作治小屋で今日の出発点である戸川近辺でキャンプしたはず。その当時とは様子は大きく変わっている。とにかくこのへんは第2東名高速の工事中で地形が変わるような大きな工事の真っ只中だ。
戸川林道は作治小屋で終点なのでここで折り返した。こぶし大の石ころがゴロゴロしている悪路を下るのはなんとも振動が激しい。タイヤが石と格闘する。なんと丈夫なんタイヤなのか、自転車のタイヤはびくともしないがその振動はハンドルをとおして自分の腕に強烈に伝わってくる。危険なくぼみや大きな石がないことを確かめながらも緊張しながらもスリスを感じながらくだった。
そして西山林道に入った。ここは戸川林道と比較すると凸凹が少なくまた斜度も緩やかだ。走りやすい。同行者に先回りして写真を何枚か撮った。
二股の手前で沢の反対側に入って下りにかかると道は表面が小石になり走りやすく楽しいダウンヒルになった。
同行の2人を置いて先に走ることが多かったが要所要所で落ち合っておしゃべり。これが長かった。一人で走っている時はほとんど休憩もしないので時間がかかる。まあこうして休憩が頻繁にありかつその時間も長くなるのも楽しい。
出発点に戻っても休憩、おしゃべり。10時過ぎころに出発して出発点にもどったのが3時過ぎなので5時間の行程。それでも30Kmにみたいない距離だった。
グラベル自転車はまだマイナーなジャンルなので一緒に走るひとは少ない。同行者がいる貴重な機会で楽しかった。