グラベルロード遊び@小川町

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グラベルロードを入手してから初めての遠出として埼玉県の小川町を選んだ。これまでにSNSで知人がグラベル自転車でこの界隈を走ったとの報告があったので興味を持っていた。

小川町にはかつてロード自転車を楽しんでいた頃にも何回も行ったことがあるがいつも近くの白石峠など奥武蔵の山道を走るツアーの通過点だった。その昔30年位前にはこの町にあるコンピュータのデータセンター利用に際してこの地の老舗料亭で接待されたことがある。

そんな小川町の道の駅まで自転車を車に積んで早朝でかけてみた。春の陽光が差す心地いい日だ。まだ人気のない道の駅で出発の身繕いすると少し緊張した。なにしろ10年ぶりの遠出だ。自転車ガイドの大先輩が自身のツアーで案内しているコースのGPSデータを事前に入手したのでほぼこのコースをトレースすることにした。

まずは町内の裏道をぐるぐる回る。都内での自転車ガイドでは都会の裏道、路地を走ることが多いがこの日は田舎町の裏道だ。例によって人通りがない静かな狭い道を音もなくグラベル自転車が進む。なんと心地よいことか。朝日が温かいが4月の風はまだひんやりして興奮した体の熱気を冷ましてくれる。

しばらく町の住宅街を走ってから郊外にでる。するとまさに日本の里山といえるような風景が目に入る。
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郊外にでても主要道路ではなくひたすら脇道を進むコースだ。まだ水を張っていない水田の間を行くあぜ道、山間部の細い道などをつないだコースだ。そして時々現れる舗装なしの砂利道や荒れた道路。グラベル自転車が楽しめる場所だ。そもそもグラベル自転車を手に入れた理由はこうした荒れた道を迂回することなく進みたいからだ。行きたいところに進めないという制約を排除したい。そんな思いを十分にみたしてくれるコースだ。

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50Kmほどを5時間かけて走った。平均速度は時速10Km。なんとこれはランニングの速度とほぼ同じだ。坂道が多かったとはいえ随分と遅い。それだけ体力が落ちたということか。いやいやこのグラベル自転車はロード自転車と比べて重いしタイヤも太く抵抗が大きいせいだ、と慰めている。

道の駅に戻ってから近くの温泉で汗を流して今夜の食料を調達。

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思い通りに走ったという満足感で満たされた上に車の中で唯一人開放感に包まれたひとときを過ごせた。

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