満地峠、二ツ塚峠、馬引沢峠、梅ケ谷峠ラン
新型コロナウイルスの感染によってほとんどのイベントが中止になっている。なんとも寂しいものだ。参加予定だった東京マラソンを始めランニングのイベントやセミナーが中止になったし仕事も減って入生。
時間があるので自らイベントを企画。この日は「かつて自転車で越えた峠をランニングで越える」シリーズを実践。これまで57の内の53ヶ所の峠を越えたが今回は満地峠、二ツ塚峠、馬引沢峠、梅ケ谷峠の4つ。
これらの峠は20年近く前にMTBを手に入れたころに「やまみちアドベンチャーズ」の丹羽さんのツアーで紹介された。以来一人で何回か走ったものだ。
新満地トンネル近くに車を駐めて走り始めた。明るい春のような陽気でなんとも爽やかな日だ。走り始めて坐骨神経痛もほとんど感じなくホッとした。
この辺には新興宗教団体が広い土地を買い上げて宗教施設を建てたので登山道が残っているか不安だったがしっかりしたハイキング路ができていた。ただ、満地峠は閉ざされていた。
落ち葉がのこる歩きやすい路をすすむと見覚えのあるフェンスがでてきた。警察学校の敷地だ。フェンスに沿ってMTBを走らせて記憶がある。
ほどなくして機動隊のモニュメントがでてきた。記憶が戻ってきた。ツアーの途中にここで休憩したものだ。この近辺には同様のモニュメントがいくつかある。なぜこの辺にあるのか不明。
この辺はMTBのメッカでもあるのでMTBでも楽に走れるような広く起伏の少ない路がつづく。走りやすい。この日は平日とあってハイカーもいない。
なだらかな尾根道を快適に進んだ。この日は足も軽く坐骨神経痛も感じなかった。
「赤ぼっこ」と呼ばれる展望がきく場所に行くと都内が見渡せた。
数人が休んでいた。一人で来ると景色の美しさを確認しただけで満足してしまう。そそくさと離れた。