鹿児島市内散策、街ラン

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午前中は街歩きのボランティアガイドにお願いしてあるきながら市内を案内してもらった。市内の有名な観光ポイントには週末に常時ガイドがいるようだがそれ以外にいくつものコースが用意してあり依頼に応じて500円でガイドしてくれる。前日の夕方に依頼したので用意できるボランティアガイドは限られていたが60代と思われる女性が対応してくれた。

歩いてのガイドなので市内の狭い範囲を案内してもらった。西郷の銅像、大久保利通の銅像、照国神社、鶴丸城、、、、。二時間の間、休むこと無く次から次への説明ポイントを移動しながらガイドが解説してくれた。その知識量には驚いた。学校の教師をしていたか学芸員をしていたのかもしれない。日本の歴史、維新のころの鹿児島、当時のヨーロッパの状況までしっかりと説明してくれた。いつも自転車でガイドしながら説明する自分の知識量とは大きな差があることに愕然として自分がガイドと名乗っていることが恥ずかしくなるほどだった。

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そして午後は街ラン。西郷隆盛、大久保利通、五代友厚、大山巌、、、が生まれ育った加治屋町界隈に行ってみた。これだけ狭い範囲の地区からこれほど多くの偉人が排出されたことに感動。
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市内を走る循環バスに乗って南洲神社。ここには西南戦争で犠牲になった藩士の墓地がある。もちろん西郷の墓はその中心にあった。立ち並ぶ2000予の墓石の中を歩いてみるとその力に圧倒された。それぞれが強い意思を持ち新しい日本を作ろうとしていた有為の若者だ。
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午前中にガイドしてもらった女性から聞くところによると鹿児島市は第二次大戦の末期に爆撃により93%が破壊された、と聞いた。このため市内には歴史的な建造物が非常に少ない。石造りの建物が僅かに残るのみ。街を歩いてみると観光ポイントは維新の偉人が生まれたところ、育ったところ、死んだところ、そしてその墓がほとんどだ。

建造物は残らなかったが立派な人材を輩出して産業を生んで明治からの日本の発展に後継してきたということだ。

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