檜原村の裏道、裏山、里山ラン
裏道を進んでいくと時々脇道がある。そんな脇道の先には何があるのか、行ってみたくなる。そんな衝動を叶えてくれたランニングツアーでした。
武蔵五日市駅前にある登山、ランニング、自転車、ラフティングなどのアウトドア活動を企画運営している団体「裏山ベース」が主催したツアーに参加してみた。秋晴れで気温はランニングには最適、10人の参加者とともに実に楽しい一日になった。
途中では地元のお店で買い食い。
黒茶屋で「おやき」
こんにゃく製造所、いすい。
試食品
持参した行動食は残りました。
檜原街道は自転車に乗っているころは奥多摩周遊道路で風張峠に登りその下りの開放感で高速で何回も通り抜けたところ。そのたびに街道沿いにある大きな家に興味を持ちながらもいつも素通りだった。この日はそうした家などについての解説をいろいろと聞けた。この檜原部落の歴史は古く木材の出荷で潤っていた。当時は六人衆と呼ばれる重鎮がいてその末裔はまだ存在している。役場前にある一番大きな家は吉野家で、現在の当主は郵便局長をしているとか。かれらは周辺の山林を所有し今でも立派な家に住んでいる。
この日のガイドは30代の若者。8年前から檜原村に家族ですんでいるそうだ。地元にしっかりと根づいて今回のツアーで行く先々で地元の方々と親しげにしていた。地元に受け入れられているようだ。地元のお祭にも参加したり裏山の古道を一緒に復興したりしながら古老と呼ばれている方々から村の歴史を聞いている。そして、ツアーではこうして地元のお店にツアー客を案内して売上に貢献している。こうしてツアー客を楽しませ地元の方にも喜んでもらっている姿は感動的だ。