大ダワ峠ラン

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性懲りも無く「かつて自転車で登った峠をランニングで登る」シリーズ。その25。記憶がある限りで自転車で越えた峠は全体で53なのでまだたくさん残っている。

今日は檜原村から奥多摩に抜けるオオダワ峠に行ってきた。ここを自転車で登ったのは10年程前。檜原村から奥多摩に抜けたが荒れた簡易舗装の急な林道に大きな石がゴロゴロしていて難儀した記憶がある。

この日は払沢の滝の駐車場に車をデポして出発。ここから峠までは12km、標高差700mだ。

最近の体力を考えると今回は走りきれるのか不安をかかえながらの出発だ。里山の家並みをみながら粛々とゆっくり走った。

この檜原村にもおしゃれなレストランができていた。民家を改造した蕎麦屋も。
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例によって里には大きな家が多くある。資産家なのか、どのようにして現金収入を得ているのか気になる。こうして峠ランが好きな理由の一つは里山を身近に見られるから。街と山との境目に存在する里山。こうした日本の里山は世界一だと思う。手入れをされた狭い畑、大きな日本家屋、四季をつうじて見られる木々や花。素朴な人々。こうしたものを走りながら感じられる。

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すぐに神戸岩。まだ秋の紅葉には早くて見栄えがしない。
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この隣には隧道があり真っ暗で照明がないのでスマホの画面でかろうじて足元を確認しながらそっと歩いた。

そこをすぎるとかつて自転車で走ったときに悩まされた急登がつづく。道はいくぶん整備されたようで簡易舗装ながら走りやすかった。空気はひんやりとして静か。足音と沢の音だけが聞こえる。

途中で木の伐採をしているということで車両通行止めになっていたが走るのには支障がないので強行突破。伐採現場は問題なかった。おかげで車と合うこともなく誰にも合わないですんだ。

先般の台風で落ちたと思える杉の枝を踏みながらひたすら登った。走りきろう、と言う思いがまさったのか軽く走れた。1,2度だけ立ち止まって地図を確認しただけで峠まで走りきれた。まだ走れることがわかって嬉しかった。

2時間弱で峠に到着。ここは山岳耐久レース(ハセツネ)の第三チェックポイントが設営される場所。5年前は夜中にここを通過した。数日前には同じように多くのトレイルランナーが通過したはず。踏みしめられた山道が多くを語っている。

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往復して3時間。

駐車場からは「瀬音の湯」に直行して温泉と食事。走りきれて満足の一日だった。
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