診断士資格の更新研修

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年に一度の更新研修に行ってきた。場所はいつもの両国。台風が近づいているというのに外国人観光客も含めて多くの人が駅前ににはいた。

研修はいつも4時間で前半は中小企業に対する新しい施策の紹介。通常は国の役人が登壇するがこの日は東京都の担当課長が登壇し次から次へと数十の施策を紹介していた。私にはまったく意味のない情報なので上の空。中小企業診断士の役割としてこうした施策を広く中小企業に適用する必要があるのでこうした紹介は重要であることは確か。それでもこうした更新研修に参加する診断士の中で実際に中小企業で支援している方は恐らく10%。残りの90%はそうした活動をしていないはず。前半はなんとか居眠りをしないように努力しながら時が経過するのを待つのが常だ。

後半はその年によって別のテーマの講演があるが今年は知的財産について元知財専門の役人で現在は弁理士、中小企業診断士として活動している方が講演した。内容は分かりやすく興味を持って聞いていた。

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各社の強みの裏には知的財産があるはず。この知的財産を守る、使うことが必要。これには知財戦略が必要。中小企業の知財は「ノウハウ(営業秘密)」にある。特許取得はハードルが高い。ノウハウを守るにはこれを秘密情報として特定しアクセスを制限しそれを守るための仕組みを作ること。企業関連携では知財の利用でトラブルが起こることが多い。
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などと言った点を具体的に事例をもって説明してくれた。居眠りすることもなくしっかりと聞いてきた。

帰途はおりからの台風の影響で鉄道に遅れがあり久しぶりにぎゅう詰めの電車を経験した。退職して通勤がなくなったのが一番うれしい。

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