自転車ガイドのコース変更とガイドミーティング

キャプチャ

いつもの自転車ガイドは午前と午後の2つのコースがある。午後のコースは東京駅近くから出発して東銀座に戻るという一方通行のコース。これは自転車都内のサイクルポートであればどこにでも返却できるというシェアサイクルの特徴をいかしたコース設定だ。

ところがこうするとツアーが終わったあとでヘルメットの回収をしたあとでスタッフが再び東京駅まで戻って収納する必要がある。ツアーが増えてきてこれが負担となったようでツアーの運営会社がコースを変更した。

その新しいコースを8人ほどのガイドが試走。前半はこれまでと同じで途中から変更になり出発点まで戻るコースになった。これまで評価が高かった月島がカットされたのが残念だが代わりに東京証券取引所が追加。コースの魅力度は少し下がったような気がする。どこをどのように説明するか新しい場所について調べないといけない。

そしてその日の夜はガイドミーティング。これまでの実績、事故の事例、そしてガイドとしての心得、注意事項などの説明があった。これまで起こった事故はいずれも小さなものだがそうした事故が起こった際のガイドとしての対応方法について事例をいくつか聞いて実際の自分が直面した場合の対応方法についてイメージが湧いて有効な情報だった。 それとガイド心得で説明があった事項も納得できる内容でいつも心がけている点だった。特にガイドコースに沿った住人に対しての対応は重要だ。頻繁に同じ場所を自転車の集団が通過するわけなので住人とのコミュニケーションはこれからも維持していきたい。

ミーティング後は近くの居酒屋。皆さんよりも一足お先に帰った。

この日の試走、そしてそれに続くミーティングに対しては謝礼はない。無償だ。一般企業ではすくなくともこうした教育的な行事への参加は業務の一環として無償ということはないでしょう。この事業は始まったばかりでまだ大きな利益がでていないと思える。こうした事業ではまだそこまでは無理なのかも知れない。今回も経営者が参加したがあえてこの点は指摘しなかった。通常のガイドの報酬もガイドに必要なスキルと比べるとかなり低いと言うのがガイド仲間での評価。交通費も一回で500円だけで私のように遠方から出かける場合はまったく不足する。日本では一般的にこうしたサービスにたいする報酬が低い。もう少し評価を上げて報酬がいつかは上がることを期待している。

まさにボランティア的な仕事と感じているが報酬以外に得るものが大きいので続けている次第。

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