飯能アルプス、付け焼き刃的トレーニング

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今日は打ちのめされた。来月10日に予定しているトレイルレースの準備として飯能アルプスを28Km走って(歩いて)きた。

尊敬する孤高の登山家加藤文太郎がトレーニングに使ったルートということだけで気軽にエントリーしたレースだったがその後にいろいろとレポートを読むと完走率60%、延々とつづく登り降りに耐えられずに途中で何人ものランナーが「もういやだ」と騒いでいる、とも書かれている。そんなレースなのに最近はゆるいトレイルランしかしてないので気合を入れないと、と言う思いで出かけてみた次第。

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飯能アルプスは5年前にハセツネの準備として参加した「飯能アルプスウルトラトレイルレース」で走ってその厳しさを十二分に体験していたので練習には絶好のコースのはず。

今回エントリーしたレースは40Kmで制限時間が8時間。一時間に5Kmのペースが必要になる。トレイルレースとしてはかなり早い。今日はなんとかこのペースを維持しようと一度も休憩しないで走ったり歩いたりした。食べるのも歩きながら。苦しくて鼻で息ができないので口に食べ物を入れながら口で息をするとよだれがでたり鼻水がでたり。まるで将来介護される自分を見るようだ。

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ところがここはそんなペースで歩いたり走ったりできる場所ではないことが分かった。予想以上に時間がかかって最後は食料も尽きて一時的にハンガーノック状態。

伊豆ヶ岳を過ぎて正丸峠に向かう。ここからは下り基調なので脚には楽だ。ところが北面の登山道にはまだ雪が残っており凍っていた。目の前に広がる雪道を見て少しビビったが慎重に下って問題なし。ハンガーノック状態で脚に力が入らなかった時間帯だったので一番緊張した。

やっとの思いで下山。時間の読みが甘かったと大いに反省した次第。10日のコースがこのコースのようでないことを祈るだけ。

これまでのランニング人生で途中棄権は一度もないのが自慢だが今回はちょっと心配。当たって砕けろ、という感じですね。

途中通過した「子の権現」は足腰の神様。この辺は自転車でも健脚を争って何回も登った。今日も完走をしっかりとお願いしてきました。

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