高尾山一周トレイルラン「Light Trail de Mount Takao」

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自然の中に自分を解き放って素の自分と対話をし、自分の集中力と体力を試す一時。トレイルランをしている時はこんな時間かな、と少々かっこつけたことを考えながら走っていた。久しぶりのトレイルランは高尾山の周りを一周するという自分ながらいい設定のコース。名付けて「Light Trail de Mount Takao」ってな感じ。

京王線高尾山口から近くのコンビニ経由で尾根の取り付きに入る。ここがちょっとわかりにくいが過去に2回ほど使ったところなので今回も問題なく見つかった。今は立派な道標もできているが狭い脇道を入るので知らないと躊躇する道だ。

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この尾根を20分ほど息をはずませながら登るとすぐに尾根の上に出る。ここから南高尾のなだらかな尾根が始まる。この辺は高尾山の喧騒から逃れて静かだ。ときおり津久井方面の展望が開かれて気持ちがいい。

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人が少なくとも道はしっかりとしていて走りやすい。所々にコブのようなピークがあるがここには多くの場合巻道が作ってある。目の前に登りの道があったらその左右を見るとそこに狭い脇道がある。迷わずこちらを進むと斜面をトラバースして登らないですみトレイルランナーには助かる。

途中の休憩ポイントにはこんなホスピタリティーもある。
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この南高尾の終わりは大垂水峠だ。この峠は自転車で何回も通った。ここを上から通過するわけだ。違う角度から見ると別の場所のようだ。自転車で通過していた頃はここにこんな橋があることに気が付かなかった。なにしろ自転車ではゼイゼイしながら下しか見てないので当然だ。

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大垂水を越えて登った先は城山。ここは高尾山のハイキングコースの中核の一部。遠足の中学生も、家族連れも、老人・若者のグループも、大勢いる。ここのかき氷は巨大で有名だが今回は無視。

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ここから影信山を目指す。青空が広く風もさわやか。なんともこれ以上ないような環境で走れることが嬉しくてたまらない。景信山の登りに差し掛かったときに例によって巻道と思える小道が脇にあるのが目に入った。南高尾を走っていたときの感覚からこの脇道に入った。ところがここは作業道だったようであらぬ方向に降りてしまった。気がついて途中で引き返した。

景信山から小下沢に下った。この辺からハイカーは少なくなってくる。狭く小石がゴロゴロしている道は走れない。

小下沢からは走りやすそうな林道が続き出発点までの近道にもなり途中から路線バスも通っている。こちらに進むことも考えたがまだ17Kmくらいしか走ってなくちょっと物足りなかったので向にある尾根に取り付いた。200m位の登りで尾根の上に出るがここからの尾根道は小さなコブがたくさんあり急な登りと下りが次々と現れる。飯能アルプスみたいだ。走れる場所はごくわずかでなんとも修行の道だ。こんな山道を3Km。出会う人もごくわずか。道は狭くすれ違いも難しいくらい。

この尾根道は最終的に八王子JCTに向かって降りる形になる。JCTの下に出て見上げると巨大な橋桁、道路が迫っている。こうした巨大建造物を見るといつもながら高い土木技術に驚く。

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舗装路に着くと路線バスが通っている。それでも出発点の高尾山口駅まで走った。5月の爽やかな風を受けながら走るのは楽しい。これ以上ない天気に恵まれてハッピーな一日だった。

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肝心の新しいコースを走った感想。小下沢からの尾根は修行の場だ。このコースを走る動機によってはスキップしてもいいかもしれない。高尾山を走りたいけどあの喧騒は避けたいと言う場合には良いコースだと思う。25Km。
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今回は走り終わった後の温泉はスキップ。すぐに帰宅した。そして用意したビール、ワイン、で一人でお疲れさん会。ハッピー。

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