まずはヤンゴン市内

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12月4日

成田空港から香港経由でヤンゴン空港に夜中に到着。早速両替をしようとしてCurrency Exchangeとある窓口に行くもすでに営業は終わったとのこと。職員はそこにいるのに、と思いながらあきらめてATMを探した。その場に居合わせた若い女性がたどたどしい英語で指し示す方向に行ったらあった。ATMが3台ならんでいたので現地通貨であるチャットを入手。

タクシーは関係者と思われる信用の置けそうな職員が手配している。金額も市内まで一律で8ドル。安心できる。

夜中にHotel K Yangonに投宿。大通りに面したビルの1フロアを使った小さなホテル。5200円。シャワーはお湯がでたので一安心。バスタブ無し。

12月5日

朝から暑い。昼ころには30度を越えている感じだ。環状線の鉄道に乗りたかったので歩いて中央駅まで歩くも駅の入り口がよくわからずうろうろしていた。現地の人に聞くも英語が通じない。さまよっていると偶然見つかった。

この環状線に乗って観光する旅行者は多いようで駅に入るとCircularはあっち、と言うような感じで駅員と思える人がホームを指し示してくれた。ホームにある窓口で「Circular」と言うとすぐに分かってくれて出発時間をおしえてくれた。料金200チャット(20円)で切符を買って待っていると西洋人観光客がぞろぞろと来て待っていた。
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時間通りに列車は入線して出発。3時間で一周して戻る旅が始まった。列車は古い車両。ジーゼル機関車が牽引している。動き始めると次々と駅に停車する。「世界の車窓から」の始まりです。

駅に停車するとその都度地元の乗客が乗降する。中には畑で収穫した野菜を大きな袋に入れて持ち込む集団で大騒ぎになった。ブロッコリー、ししとう、ほうれん草、ゼンマイ、などを束ねて商品化し始めた。切り落とした部分はシラーっと窓から投げてる。物売りも次から次へと乗って来てお菓子類や飲み物を売っている。皆んな皆んな力強くたくましく生活してますね。衛生面ではちょっと感覚が違うけど。列車の速度は遅い。そして横揺れが激しい。

どの駅でも物売りが食べ物をならべて売っている。線路の周辺はゴミが散乱。列車はその間をゆっくりと揺られながら進む。ヤンゴン市民の日常の中を非日常を感じながら外の景色や中の乗客を眺めていた。

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楽しい異文化との対面であった。列車は予定通り3時間で元の中央駅に到着。駅を出て歩いていると「日本人ですか」と現地の人に声をかけられた。来た、と思った。こうして日本語で声をかけるひとが多いらしい。歩きながら少しだけ会話。お茶しましょうと誘われたので近くのカフェみたいなところに入った。彼はお寺で日本人ボランティアから日本語を習っているそうだ。胡散臭いとおもいながらも日本のどこからきたとかこれからどこに行くのかとかいろいろと話しをした。いろいろな観光スポットを案内すると言い出した。しかも車で行く必要があるような郊外の場所。ガイドブックに書いてあったおおよその料金よりも大分高い金額を言ってきたので断った。飲んだコーラは彼が払うというので甘えた。ごちそうさまでした。悪い人ではなさそうでした。この後、こうして言いよってくるタクシーのドライバーがたくさんいた。
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市内中心部を歩いて観察。暑いので早めにホテルに投宿。

この日はYAMAゲストハウスに宿泊。二段ベッドで共用のシャワー、共有スペースがありそこでは簡単な朝食が食べられる。洗濯機、乾燥機も自由に使える。なかなかキレイで快適でした。これで2000円。この日の宿泊者は中国系の若いひと2人とヨーロッパの若い人が数人。あまり話をする機会がなく少しがっかりした。画像の説明 画像の説明

12月6日

ヤンゴンの朝の動画

この日も暑い。ホテルをでて交差点にたむろしているサイカー(自転車の隣に座席をもうけたサイドカー)の集団があったのでこの日に行きたい「シュエダゴンパゴダ」と叫ぶと何人かが寄ってきた。躊躇していたが一人が名乗り出た。金額は400円で合意。走り始めるとなんと車道を逆走し始めた。これが普通だということが後に分かった。

サイカーの動画

約3Kmの道のりだが意外と坂道が多い。ところどころの坂道では彼は自転車を下りて押していた。乗っている方も申し訳ない気持ちがする。一緒に下りて押してあげたい気分だ。3,4回押してた。漸く目的地に着いて400円渡すともう少しくれと言い始めた。汗びっしょりでご飯を食べるジェスチャをした。もっと食べないといけない、と言っているようだ。気持ちがわかるので500円を渡した。この坂道があるので当初は躊躇していたのかもしれない。
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そして到着したのでヤンゴン最大のそして聖地であるシュエダゴンパゴダ。入るときには裸足になる必要がある。そして外国人は入場料が800円。中は金ピカだ。ミャンマーは敬虔な仏教国で誰もが仏像の前に座って祈りを捧げている。若い人も年寄りも。
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この国は僧侶もスマホを使って自撮りしています。
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ここで同年輩の日本人・永坂さんと遭遇。一緒に回りました。かれは静岡出身でかつては高校の教師をしていて5年前に定年退職してから旅をしているそうだ。物知りです。この国の歴史、仏教のこと、、、いろいろと講義を聞きながらの観光でした。結局彼とはバガンまで一緒に行き半日同一行動をすることになった。

この日の夜行バスでバガンに行く予定なのでタクシーで郊外にあるバスセンターに。夜行バス特有のワクワクした気持ちが高まります。乗ったバスはここでは高レベルのバスで西洋人観光客がほとんど。1列に3席でゆったりしている。道は舗装されているが凸凹が激しくバスは振動する。外を見ると真っ暗。街灯はないようだ。途中3回ほど地方のバスセンターで停車。同じような長距離バスが並んでいるので自分のバスを見逃さないように神経を使った。

シェダゴンンパヤで出会った彼とは偶然にも同じバスでバガンに行く予定だったのでバガンまで同行した。

この国で走っている車のほとんどは日本の中古車であることを発見。バスの塗装もそのままで日本の文字がかかれている。右側通行であるが乗用車も日本の右ハンドル車をそのまま使っている。そしてトラックにはXX建設の文字が多い。バスの場合乗降口が反対側にあるので乗客は道路側から乗ることになる。

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予想以上にしっかりと寝ることができました。バスは9時間の旅で2500円。

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