ITセミナーと御徒町界隈

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ここに行ってきました。田舎暮らしをしているとこう言う場所はまぶしいですな。歩いているオフィスワーカーも皆立派に見えたり女性はきれいに見えたり。今の自分がこんなところにいるのは場違いに思えてくる。六本木ヒルズ界隈。
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ERPパッケージソフトを提供するワークスアプリケーションという会社が開いたセミナーに参加。この会社は毎年大規模で一流のゲストを招聘したセミナーを無料で開いているので毎年参加している。今年もすばらしいゲストであり充実した内容だった。
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前日の東京経済大学での講義が期待はずれだったのに比較して今日は充実した話を聞けた満足の一日でした。

人工知能の第一人者であるレイ・カーツワイル。

会場は満席のため別会場でビデオ中継を見た。有名な方だが同時通訳の言うことがよく理解きなかった。同時通訳には限界がありますね。
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次はTVでも有名な元大阪府知事、前大阪市長である弁護士の橋下徹氏。

立板に水で大阪をどのように変えようとしてどのように変わったのか変わらなかったのかを解説してくれた。

大阪は大阪府と大阪市の2つの行政組織が完全に二重になっているために都市計画その他の行政に大きなムダが生じていることを説いていた。つまり大阪市は大阪市のことだけを考えており大阪府との連携は皆無。このために地下鉄網は大阪市内にとどまっている。高速道路も同様。公共施設も同じような建物が2つあるそうだ。対して東京は1943年に閣議決定でそれまでの東京府と東京市を一体化した。そのことにより近隣の県を含めて都市計画を立てられて効率的な鉄道網、道路網ができている。

大きな改革を進めてきたが最終的には住民投票で大阪都構想が否決されて挫折した。ちょうど「竜馬が行く」を読了したところなので橋下氏の気持ちがよくわかる。恐らく彼もこの竜馬になりたかったのでしょう。彼が立ち上げた新党の名前にも「維新」が入っている。道州制を導入し日本の行政の非効率性を正そうとまず大阪から変えようとしてたのでしょう。残念ながらそれが頓挫した。本人も、「もしこれが江戸末期だったら切腹させられていたでしょう。」と言っていた。まさしくその通りでしょう。竜馬は世の中を変えることができたが命を失った。橋下氏は変えられなかったが命は残った。「改革は次世代に委ねます」と彼は最後に言っていたがいつか実現して欲しい。

坂村健東大教授

30年ほど前。TRONというコンピュータの基本ソフトを開発して世の中に提供した。先進的なこのソフトは技術面のみならず無償で改変も自由にしたことで脚光を浴びいろいろと本を読んだものだ。40年位前になる。現在は世の中に存在する殆どの電子機器、製造装置その他にこのTRONというソフトが組み込まれているそうだ。このTRONを使ったIoTの現在の姿、将来の姿をこれも立て板に水で熱弁した。1時間では語りきれない。もっともっと聞いてみたかった内容だ。

桑田真澄

静かに誠実にゆっくりと話すその姿は努力家だ。子供の頃から野球に没頭しプロ野球選手になるのが子供の頃の夢だった。その桑田氏が小学生の時と高校生の時に感じた挫折、それを小さな毎日の努力で乗り越えてきたことについて話をした。平凡な内容だが彼の実績がそれに説得力を与えている。1時間の中で何回か聴衆に問いかけをして答えてくれた方に色紙をプレゼントしたり数名を壇上に上げて彼が実際に使っていたグラブ、ユニフォームを着せてみたり。本物に触れることに大事さを説明していた。聴衆は皆大人だったので登壇したかたも大人だったが子供だったらかなりのインパクトがあったことでしょう。

一流の方々の話を聞くことができ満足の一日でした。

東南アジア化した御徒町界隈

夜は自転車つながりのクラブである4040クラブのオフ会に参加。その前にアメ横を散策。東南アジアの街角とみまがうような店、屋台が並んでいた。中国語も飛び交っている。数年ぶりに訪れたが大きく変わっている姿を見た。

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オフ会には18名参加。いつもの中華料理屋。なつかしい顔。古いメンバーが沢山参加してくれて楽しく話ができた。

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