元気な東川町と旭山動物園
東川町散策
昨夜お世話になった道の駅は旭川市のとなりにある東川町。ここはなんと人口が増えている現在の日本ではまれな町のようだ。その様子を見たいと思って自転車で町内をゆくりと回ってみた。
町には鉄道の駅がないため町の中央を走る道道を囲むように住宅が集まっている。そして農村地帯のこのへんは広い田んぼのなかに農家の住宅が点在する。広くゆとりのある道道を進むと両側に真新しい店舗が並んでいる。各地で見られる商店街とは全く様相がことなる。どの店舗もおしゃれで個性的。まるでリゾート地の街なかのようだ。その中で靴下の専門店が目に止まった。中に入ってお店のかた2人とこの町のことをあれこれと長話した。2人とも移住者。300坪の敷地に住んでいるとか。確かにどの家も200坪くらいある。道道の奥の方にいくと住宅街に公共施設がいくつかある。美術館もある。人口8000人の町としては実に充実した施設だ。
この街は最近移入したかたが大半らしい。おそらく郊外に住む農家はもともとの住人で中心の住宅街に住んでいる町民はあらたに移ってきたのでしょう。上手に街づくりをしてきた結果としてこうして人口が増えて店舗も増えてそれを求めてまた住人が増えるという正のスパイラルが働いているのでしょう。
旭山動物園
東川町の散策をしてから旭川市に移動。ここに来たら旭山動物園でしょう、と言うことで出かけた。旭川市は自転車ツアーで2回ほど通過しているが市内観光はしなかった。
閑散期のこの時期は赤ちゃんを連れた親子と幼稚園児のグループが主体だ。
いろいろな動物を見て回ったがちょっと期待外れ。掲示されている説明文もわかりやすい。同じ動物でも下から、上から、いろいろな目線で見ることができるのはいい。それでも期待が大きすぎたのかちょっと残念でした。もう少し迫力が実感できたりあっと驚くような動物の生態を見られると期待していたがそれ以下だった。たしかに白くまが水の中を泳ぐ様子は興味深いが。。。
それでも個々の動物は魅力がある。特に猛禽類はめったに見られないので興味が湧いた。
こうして観光地をゆっくりと歩くのは非常に疲れる。一気に走ったほうが楽な感じがする。疲れたので午後は市内の春光台公園のひろい駐車場で休憩。今日はここで泊まることにした。