マラソンのスタート順
最近の多くのマラソン大会では事前に完走タイムを申請し主催者はその時間が速い選手から順に並ぶようにスタート位置を指定している。
ところがこの完走タイムはあくまで事故申告なのでなんともなる。多くの参加者がかなり早めのタイムを申請する。これには自分の目標を高くする前向きなタイプ、初めての参加で完走時間のめどがつかなく当てずっぽうに申請するタイプ、およそ現実的でない時間を申請するタイプなど様々だ。
主催者としては早いランナーの順に前に進めば途中の渋滞がすくなくなるとの見込みでこうしているはずだがこうして実際のスピードよりも早いスピードで申請するランナーが増えると渋滞する。
今回の青梅マラソンでも最初の10Kmくらいはこうした渋滞が発生した。
今回の私の記録がネットに掲載されていたので見るとそれがわかる。
地点 | ネットタイム | 総合順位 |
---|---|---|
5km | 0:27:15 | 4019 |
10km | 0:52:34 | 3617 |
15km | 1:18:32 | 3442 |
20km | 1:43:19 | 3230 |
25km | 2:08:55 | 3018 |
FINISH | 2:33:40 | 2833 |
私は3:30:00を目標タイムとして申請して指定された位置からスタートした。結果的に5kmの地点で総合順位は4019番。ゴールで2833番。
全員が目標タイムどおりに走ればスタート時と同じ4019番でゴールしたはずだが私は目標タイムにほぼ近い時間でゴールしたにもかかわらず2833番だった。これは、不本意で目標タイムに届かなかったランナー、高すぎる目標タイムだったランナーがおよそ1200人いたということが言えるでしょう。私よりも後ろからスタートして前にゴールしたランナーの数は少数のハズ。この1200人はちょっと多すぎるような気がする。
ちなみに指定されたスタート位置は昨年も同じタイムで申請したが今年は昨年よりも100m位後ろの位置からのスタートでした。それだけ私の目標タイムよりも早いタイムで申請したランナーが増えたと言える。
もっと前に並んでいればもっと良い記録がでたなんて言ってません。前半は渋滞でキロ5分半でしたが最初からキロ5分で走ったら最後まで続かなかったかも知れない。後ろのほうでちょうど良かったのかもしれません。