2014.08.31
カテゴリ：登山
裂石温泉・雲峰荘と大菩薩峠
温泉が目的なのか山が目的なのか。おそらく両方でしょう。
自転車に乗っていたころ、日帰りのロングライドをするときの定番は、自宅から青梅街道をひたすら西に向かって走り柳沢峠を登って塩山に下る。そして、塩山から折り返してこんどは甲州街道を八王子経由で自宅に戻るコース。２００Km超のコースで走りがいがある。この時、柳沢峠から塩山への下りは延々２０Km以上を快適にくだれるコースだ。この塩山までの途中にある裂石温泉。ここにある雲峰荘に泊まった。
ここは「日本秘湯を守る会」の会員。青梅街道から少しだけ奥に入った渓谷にしがみつくような鄙びた宿。混浴の露天風呂でも有名。
豪華な宿ではない。木造の質素な宿は秘湯にふさわしい。渓谷を望む露天風呂は大きな岩を上手に組み合わせて落ち着きがある。混浴でももちろん脱衣場は男女別。入湯した時は女性はいなかった。
ここには小さな貸切湯もある。
食事は地元の食材、この宿の畑で採れた野菜、、、、充実した食事だった。
秀逸なのは階下にある小さなワインバー。ここで地元勝沼産のさまざまなワインを試飲できる。お気に入りのワインを夕食で飲む仕組みだ。
４０年ぶりの大菩薩峠
翌日は大菩薩峠。登山を初めて間もない頃に一人で出かけた記憶がある。車で上日川峠まで登ってしまうので稜線までは１時間半で着いてしまう。今日はガスがかかったかと思うと太陽が顔を出すというような山らしい変化のある天気。ガスが晴れると高山らしい稜線が見えてくる。トレイルランの若者が数人いたが走れるところは少ない。
往復４時間のゆったりとしたハイキングでした。
