半端じゃない道志村トレイルレースに参加

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道志道

道志道(どうしみち)は相模原市から山中湖経由富士吉田まで続く国道413。ここは自転車のルートとしても有名。最高地点である山伏峠を目指してペダルを漕ぐ60-70Kmは信号が少なく坂道を目指す自転車愛好家には絶好のルートだ。ただしそれなりにきついルートでもある。アップダウンを繰り返しながら山伏峠を目指すことになる。 自転車に乗っているころは何回も通過したところだ。自宅から道志道を通り山中湖に出てそこから大月経由で高尾、八王子から帰ると180Km位になる。

その道志道がある道志村で開催されたトレイルレースに参加してみた。道志道の南北にある尾根道を走るフルと北側の尾根だけを走るハーフ。私はハーフ(20Km)に参加したがその行程は道志道と同じようにアップダウンが激しい厳しいルートでした。先月の20Kmのトレイルレースは3時間以下で楽に完走できたのでそのイメージで望んでいたがこれが間違えのもとだった。

前日は道志村の民宿大屋に投宿。翌朝7:00にスタート。朝は寒かった。出発までダウンを着ているランナーもいた。

レース当日

参加者はフルとハーフ合わせて1000人弱。その全員が一斉にスタート。どのトレイルレースでも同じだが山道に入るまでの数Kmは集団でそれなりのスピートで走って行く。なにしろ山道に入ると追い越すのが難しいので時間を気にするランナーは山道に入るまでが勝負だ。

今日も山道に入る直前は渋滞。その後も5Km位は山道を一列でひたすら登る。黙々と登る。
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最初のピークまで1時間半以上。その後も尾根道にもかかわらずピークがいつくつも続く。それでも快晴の今日は見晴らしがすばらしかった。
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アップダウンがきついので楽しく走れる部分は少ないがときどき走りやすいトレールになる。

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ハーフのゴールは山伏峠。ここまでは制限時間6時間。20Kmでこの制限時間はかなり長い。その理由はこのコースでわかる。過去の完走率が6-70%だそうだ。納得する。ちなみに私は5時間を少し上回る成績。あとで知ったが50歳位上のカテゴリでは6位。こんな成績は初めてだ。しかしながら5時間以下を目標にしていたので不本意。最後のピークである御正体山に到着したのがスタートから4時間。ここから下り基調で約5Kmでゴールなので5時間以内でゴールできることを確信したがそれは甘かった。

最後の下りのはずが、、

尾根道を走って最後で最大のピーク1682mの御正体山を下り始めると下りだけではなかった。これまで通りアップダウンの繰り返し。通常、トレイルルートは最後の数Kmは下り一方で最後は舗装された林道を走ることになり最後の数Kmは楽に走れる。ところが今回のルートは違った。それまでのルートの集大成のような感じでいつまでもアップダウンが続く。今度こそ最後の登りだろうと期待しているとまた登りがある。脚が痙攣しそうになり何回も立ち止まった。疲労で脚が思うように動かない。脚の一部の筋肉が硬直したりする。心肺機能はまだ大丈夫だが脚が疲労困憊。なんとか登り、少しでも平になったところはゆっくりと走った。

漸くの思いでゴールできた。

今回はこのレースを甘く見ていた。水も500mlしか持たなかった。食料もゼリー状の補給食のみ。前回の20Kレースが楽だったので同じと思っていた。固形物がないために最後はお腹がすいてハンガーノック状態。力がでなくなった。昨年のハセツネ30Kの時と同じような状態だった。あの時も水分不足、食料不足。学習してないですね。

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