電子出版は敷居が低いようです

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電子書籍。Amazon Kindle、楽天Kobo、Sonyリーダー、、、いろいろな形式の電子書籍がいろいろなサイトから販売され電子書籍を読むためのツールも何種類も販売されている。

これまで、出版と言うとそれなりに名前が知られていたり出版社とコネクションがないとできないと思われてきた。自費出版でも何十万円以上かかると聞いており書籍を出版するのはハードルが高いという認識をしていた。それに対して電子出版はかなりハードルが低いということが分かった。出版する書籍の内容は別として出版するということは意外と容易にできそうだ。

所属している中小企業診断の研究会として共同であるテーマについて100ページ余の文書を書いた。これを電子出版するという案がでたためその方法を少し調べた結果。

まず、電子書籍の形式としてはPDF,EPUB,AZWなどがありPDFは一般にも馴染みが深い。そしてこれらの形式を作るためのツールがある。基本はMS Wordなどで文書を作成し書籍としての表紙、目次等の整備をすれば後はこうしたツールでしかるべき形式に変換すると出版可能な電子書籍ができるわけだ。

ではその電子書籍をどのように出版するか。これも簡単にできる環境ができている。

まず、一番有名なのがAmazonサイトのKindleダイレクトパブリッシングからの出版。このサイトに行くと丁寧に出版方法が書かれている。このサイトで出版に必要な各種の属性情報、つまりタイトルから始まって著作者名、販売価格、販売された場合の代金の振込先、、、、を登録する。そして作成された電子書籍をアップロードするだけ。これで完了。Amazonサイトに自分が書いた本が並ぶわけだ。実に簡単。おそらく1時間もかからないで登録できると思う。

このAmazon以外にもいくつかの電子出版用のサイトが存在するようだ。その一つがDL Market。そしてバブー。ここはサイト上でタイトル等を入力すると同時に本の中身、テキストも入力できるようになっている。つまりこうして情報をサイトの中に書き込むだけで入力が完了すると後はこのサイトが電子書籍を作成してくれるというもの。こうして同じサイト上にはひとつの電子書籍として並ぶわけだ。なんとも簡単にできる。ただ、こうしたサイトで出版されているのは主に趣味で書いた書籍がほぼ無料で提供されている。いずれにしても出版した当人は「作家」になるわけだ。

こうしてみると電子出版のハードルは予想以上に低いということがわかった。

こうした状況からしてこうして出版される電子書籍がどれだけの読者を惹きつけるか、どれだけ社会に貢献できるか、意味のない書籍が溢れてくるかもしれない。それでもこれがネットの性格なのでいいのかも知れない。溢れる情報の中には誰かに価値ある情報があるかも知れない。そうした宝石を探すのも楽しみ。

これだったら自分でも何かのテーマで書いてみたいと感じた次第。

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