ハセツネ対応GPS時計ーGarmin FenixJ

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この秋に参加を予定しているトレールレースであるハセツネCupは制限時間が24時間。優勝者のタイムはなんと7時間台。多くは15時間以上かかっている。私の目標は20時間でのゴール。ここで問題になるのはGPS時計の使用可能時間。現在持っているのはGPS軌跡をキャプチャすると5,6時間しかもたない。

と言うことで物にこだわる身としては長時間対応ができるGPS時計を入手することになる。そこで購入したのがこれ。GarminのFenixJ

これはGPS時計としては高級品になる。商品が入っている箱はApple製品と思えるほど瀟洒でしっかりとした箱だ。iPhone,iPadと同じようにこの箱は捨てがたい。こうした装丁をすることはGarminのイメージ戦略かもしれない。

で、早速使っているが概ね満足。しかし不満点もある。

満足な点

  • 使用時間は確かに長い。20時間はゆとりのようだ。
  • 防水は問題なし
  • ポイントを登録しておくことでそれぞれのポイントまでの---距離、方向を示してくれる
  • 高度、温度、気圧も表示してくれる

不満な点
今回はランニング目的で購入したがこの製品はランニングに限らず自転車、水泳、登山、、、のアウトドアスポーツを対象にしている。プロフィールを設定することによりそれぞれのスポーツに応じた画面が表示されるといういわゆる「汎用品」である。つまり汎用、いろいろな目的に対応した製品と言うのは個別の目的に特化した製品と比較して当然ながら使い勝手は劣る。これは今回の製品にも当てはまる。例えば、

  • GPSを起動して衛星の捕捉が始まりそれが完了するとその時からタイマーがすぐに起動される。ところがその捕捉がいつ完了するかが分からない。したがってレースの時にスタートと同時にタイマーをスタートさせることができない。これまでのランニング用のGPS時計は衛星の捕捉が完了しているのを確認してからスタートに合わせてタイマーを起動できた。
  • ただし、これも衛星の捕捉はそのままにして別途ストップウォッチ機能を起動してスタートと同時にストップウォッチを起動すれば目的は達せられるのでOK.
  • それと衛星の捕捉に意外と時間がかかる。7,8分はかかる。これは今までのGPS時計と変りない。
  • 複数ポイントを登録しておきそれらの順番を指定しておくと順次ナビゲーションしてくれるはずだがその順番を登録することができない。マニュアル通りに指定しても途中で想定した画面に移らない。何かがまだ不足しているようだ。継続してネット上で調べてみるつもり。

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