阿蘇

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この日はアメリカに滞在していたころに知り合って現在は結婚して熊本在住のかたと会うことにしていた。道の駅で合流。41年ぶりだったが面影は十分に残っていてすぐに分かった。しばしお互いの状況報告をしてから阿蘇に出かけた。

まずは菊陽町のTSMCの半導体工場。台湾の企業がここに巨大な工場を作り今後も拡張を計画している。今後予想される関係会社や台湾から移る方々の施設等の需要がたかまることでこの地区はまさにバブル状態らしい。車で通り過ぎただけなので実態は美しい社員食堂を外から見ただけだが今後は大きな変化があるでしょう。

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そして清正(せいしょう)公道。かつて参勤交代に使われた豊後街道の一部で石畳がありその名残がなんとなく分かった。

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どんどん進むと有名な草千里ヶ浜。阿蘇の中岳、烏帽子岳その手前に広い平原と広い水たまり。一気に雄大な風景が眼の前に登場した。樹木がない平原は黒ずんでいる。春の野焼きが行われたわけだ。中岳は今でも噴煙を上げている。これが阿蘇だ。感動的な大自然を感じた。
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中岳の河口下にある阿蘇山上神社。本来ならばここからさらに先に進めて火口を間近に見られるそうだが現在は火山活動のために立ち入りができない。

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樹齢400年と言われる「一心行の大桜」を見に行った。ちょうどさくらまつりをしていたが前日夜の雨と風でほとんど散っていた。残念。温かい日差しの下、ここで出店のおこわセットを買ってランチ。なんとものどかないい時間だ。

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阿蘇神社に行った。ここは8年前の熊本地震の際に大きな楼門や拝殿が崩壊した。TVのニュース画面で記憶がある。行ってみると見事に再築されていた。崩壊した建物の使える木材は可能な限り使っており一部で真新しい木材が使われていた。既存の建物の複雑なパーツを解体して新たに組み直したのでしょう。それであれだけの規模の建物を再築している。素晴らしい。

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戻る途中に大観峰に行くことにした。ここは阿蘇を囲む外輪山の上を走る道路の途中にある展望台だ。阿蘇の平原に立つと360度囲む山が見える。ここを走るトレイルレースが毎年行われていてかつてはエントリーしたことがある。結局自信がなく参加しなかった。はるか彼方に見える外輪山が延々と続く。この姿を見ると完走するためには相当の体力が必要になりそうだ。その外輪山から見下ろすと中岳、烏帽子岳、根子岳が見える。そしてキレイに整地された農耕地や住宅が箱庭のように見える。すばらしい景観だ。いつまでも眺めて居られる。

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道の駅の近くの中華料理屋で少し早めに夕食。名残惜しかったが道の駅で分かれた。41年ぶりの楽しい再会のひとときだった。

この日は再びこの道の駅に逗留。

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