嬉しいメール
中小企業数社に対して主にIT分野での支援をしている。
現在は各社2年間の枠の中で進めている。先日はそのなかの一社の支援が終了した。
最終日は、これまでの支援で何をしてきたか、そこから何を学んできたか、を説明して参加していた方々から感想を聴いた。
・仕事の進め方がこれまで当社でおこなってきた中では初めてで新鮮だった
・支援の中で作成した資料を再度見直して改善点が見つかり大きな効果がでた
・その他さまざまな点で役に立った
といい反応。この会社とは相性が良かった気がする。開放的で前向きに仕事を進めているし何しろ財務面でゆとりがありそうだ。毎回、会社のトップが参加してくれた。トップは参加するだけで意味があるので助かった。担当の若い社員は支援を通して立派に成長して自信をもってきたのがわかる。
その後は、私のこれまでの仕事をとおして感じたことを話し、前の職場である外資系企業での経験も話した。今回の支援を通して感じてきたこと、主にIT関連、をいくつかの提案をした。
およそ1時間の「講話」的な時間になった。こうした話は以前は自信がなくてできなかったが最近は思う存分堂々と話せるようになった。話の内容をどのように評価されようとも恐れることもなく思っていることを話せるようになった。年齢によるのか。話の内容で評価が下がったり嘲笑されたりすることも恐れない。今の自分でいるだけ、という気持ちだ。
企業側の参加者5人から好意的に受け入れられて最終回が終わった。その日に参加者の一人から以下のメールが届いた。一部を省略した示す。
口頭で感謝されることはこれまでもしばしばあるがこうして文書で表現してくれたのは初めてなので嬉しかった。
- 自分が得意とすること
- 望まれていること
- 好きなこと
- 報酬があること
これが「生きがい」になる
と言われている。現在の中小企業への支援はこれに該当する気がする。
********************以下、メールの文面
本日のご来訪ありがとうございました。
また、1年を越えるご指導、誠にありがとうございました。
長いようで短い、あっという間の1年超でしたが、
実は◯◯様に対して勝手ながら「ずっと昔からの人生の先生」のような感覚を持って接しておりました。
そうしたこともあり、なお一層名残惜しい気持ちで一杯です。
先ほどのMTGでも申し上げましたが、
既に、伝票の流れ方を変更し多大な効率化とスピードアップが実現し、さらに◯◯も導入し、ここでも効率化が図れる見込みです。
また、今年中には、(中略)これらを駆使した一層の効率化、経営の高度化が図れるものと確信しております。
加えて、◯◯様の様々な情報提供により、メンバーそれぞれが刺激を受け、モチベーションを確実に高めることもできたように思います。
このような大きな結果がでつつあるのも、
この機会を提供していただいた◯◯、そして1年以上に渡りご指導くださった◯◯様のおかげと、
代表はじめメンバー一同大変に感謝をいたしております。ありがとうございました。
こうしたご恩に報いるためには、何としても本DX化をやり遂げるのみならず、それを一層、当社全体の生産性向上につなげることだと想いを新たにし、
身が引き締まる想いでおります。
どこかでまたお目にかかる機会がございましたら、是非ともお声がけくださいますようお願いいたします。
また、別の形でお世話になることもあるかもしれません。その際もどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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