朝霧高原ライド 猪之頭トンネルクライム

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SNSで見た写真。猪之頭トンネルの内側から外を見るとそこに富士山が堂々と座っている。これと同じ景色を見たいとおもっていたところ、仕事の間隔があいたのででかけてみた。

結果的にガスがかかっていて同じような風景は見ることができなかったが苦しくも楽しいヒルクライムになった。

前日の午後に家を出て途中で温泉に入ったり食料の買い出しをしたりして夕刻に道の駅朝霧に到着。広い駐車場に車は5,6台で閑散としていた。

夜半には雨が降ったようだが朝には止んで曇り空が見えていた。散歩に出てしばらくすると雲が晴れて富士山がくっきりと見えるようになった。

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この辺には広い荒野を開拓した牧場が多い。北海道の景色だ。
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地形図を見ると今回自転車で走りたいところはここよりも標高が低い。富士の裾野を下っていくことになる。そうなると一日走ってから坂道を登って帰ることになる。という事で車で少し下ったところにある猪之頭公園まで車で移動。

ここから自転車で走り始めてまずは陣馬の滝。かつて源頼朝がここで人を張ったことがあるそうだ。きれいな滝と冷たい水から上がるモヤが美しい。見ると遠くに水浴びをしている方がいた。その方が歩いてきたので聞いてみると水温11度の水を毎朝浴びているそうだ。30代の女性。実に健康的でこれから仕事に行くと言っていた。

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しばしヒンヤリとした爽やかな空気を楽しんだ後でいよいよトンネルに向かった。しばらく小さなアップダウンを繰り返した後で上りにかかった。普通の坂道が続く。気温は20度前後だがペダルを漕ぐと汗が吹き出る。ヘルメットの先からは雨だれのように汗が滴り落ちる。斜度は8~10%くらい。樹林の中の山道で静まりかえっている中でまれに車が追い抜いていく。下は青空がでていたが標高があがるにつれてガスの中になった。息が荒れない程度にゆっくりと進む。
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ようやくの思いでトンネルに到着。工事関係の若者がいて柵がしてあった。とりあえず写真を撮った。あいにくのガスで視界には何も見えない。

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写真を撮って満足できた。慎重に下った。ところどころが苔むしており滑りやすい。

下ってから田貫湖を目指した。この辺は明るい。釣りをする人もいる。平和な湖だ。

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周辺の田舎道を走ってみた。この地区は富士の湧水がいたるところに流れておりそれによって夏でも気温が高くならないそうだ。この日も実に快適だった。ここにも日本の田舎風景があった。

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そして白糸の滝。訪れたことがあるので遠くから確認しただけ。観光客が多いところだ。近くの音止の滝も。

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走っているときに「人穴富士講遺跡」という看板が目に入った。富士講の開祖と言われる長谷川角行がこもって入寂したとされる風穴がある。そして講の方々が寄進した石塔も多数ある。こうした富士講関連の遺跡だそうだ。世界遺産の構成物の一つのようだ。知らなかったので新鮮だった。

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この辺からはひたすら坂道を登って出発点の猪之頭公園に戻った。長いつらい登りだった。

ここからは車で西湖に向かった。途中の道の駅で温泉で汗をながしてから目的地の西湖のキャンプ場。

夏が終わる頃で平日のせいか車は5,6台だけ。いつもの樹の下に駐車してしばし爽やかな風を楽しんだ。

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夜は焚き火とワインでまったり。いい一日でした。

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