太極拳教室が終わり
４月から始めた太極拳。半年のコースは来週で終わるが私は来週は仕事で参加できないので今週で終わることになる。
市報を見て即座に申し込んで参加してみたが一日目にその教室の名前の枕詞に「介護予防」があるのに気がついた。どうやらそういう方々向けの教室のようだと気がついたが半年間毎週通ってみた。
最後に教室の先生に感想文を提出することになっていたので以下の文を提出した。
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健康太極拳を経験してみての感想
仕事で中国に行くとホテル近くの公園で老若男女が静かに体をゆっくりと動かしている光景を何回も見てきました。それが太極拳であると知ってからいつか「体験」したいと思っていました。その機会がないまま長い時が過ぎた３月に市報で「太極拳教室」という言葉を見て即座に申し込んで参加した次第です。
教室では「人と比べない」「競わない」「ゆっくり」と繰り返す言葉が非常に新鮮でした。これまでは仕事は計画通りに進める必要がありその意味で「計画」と「競い」、他のチームと「比べて」きたたわけです。そして仕事の「スピード」が重要視されてきました。これまでと真逆な世界だと感じました。
私生活ではランニング等で体を動かすことが多くここでも「ゆっくり」という概念からはかけ離れた生活でした。
こうしてこれまでとは間逆な世界を経験してその世界が心地よいものと感じています。高齢になり「競う」必要性はまったく感じなくなり「比べる」ことなく自分のやり方を自信を持って生きていきたいと思うようになったこの時期にこの太極拳に出会えたのは幸いです。気持ちに素直に太極拳を楽しめました。
この半年間、柔らかくゆったりとした声で繰り返し聞いていた「あ・い・お・お・く」などの言葉は頭から離れません。しっかりと覚えました。
教室の運営は確実に行われており不便は全く感じませんでした。いつか又機会があればこの世界に入りたいと思っております。その節はよろしくご指導ください。ありがとうございました