100万本のあじさい音楽祭ライド

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6月としては異常な暑い日だった。その中をかつてのガイド仲間と自転車であきる野市界隈を走った。

この日は自然人村というキャンプ場で開かれる「100万本のあじさい音楽祭」を見るのが動機。

待ち合わせの南沢アジサイ山に10:00。500円也を払って入ってみた。ここはこの辺の山の持ち主である深澤忠一氏が50年にわたって植えて育ててきたアジサイが有名。たったひとりで手入れをして現在までに1万株になったそうだ。時期になるとここを目当てに来る人も増えてきた。6年前からは30代の若者2人が手伝うようになり92歳の後継者として知恵、技術を受け継ごうとしている。

中に入ると思ったほどの迫力はないがアジサイが広く咲いている。
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中央付近に深澤家の墓地があるがこの墓地に植えた一本のアジサイがはじまりらしい。
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この深沢界隈にはえんぴつ型の標識らしきものが各所に立っている。愛称ジージと呼ばれる森の精、山の守り神としてここに住む友永詔三という芸術家が作ったそうだ。
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ここからその芸術家がひらいている「小さな美術館」と呼ばれるところに行った。何回か来ているが中にはいるのは今回が初めて。冬の間は閉館している。35年前に空家を一人で改造して作り上げた建物は洋館風で素敵だ。庭もキレイに手入れされている。深い緑に囲まれた建物は暑いこの日でも冷房は不要。緑の間を抜けてくる風はなんとも爽やかで心地よい。

玄関へのアプローチ。
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10畳と8畳くらいの部屋に作品が展示されているが人形、彫刻、絵画、と多彩な作品だ。
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庭の池もすてきだ。
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近くにある民家カフェで食事をしてから音楽祭の会場に向かった。

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キャンプ所の中央の広場にはステージがありすでにバンド演奏が行われていた。観客は数百人。地元中学生のお囃子、そしてこの日は加藤登紀子がその娘と登場。貫禄ある40分程のステージだった。青空のもと森の中のステージはなんともいい雰囲気だった。

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この音楽祭はこのアジサイ山の手入れを手伝っている方々が中心になって開いたようだが若い彼らはしっかりと目標を定めて確実に活動している忠一さんはいい後継者を見つけた。

会場の雰囲気は滞米中に何回かでかけた夏のコンサートと同じで懐かしく思い出した。2時間以上滞在してたが退屈せずにいい時間だった。

その後は先日も走った大久野地区の古民家見物。
小机地区にある明治、大正の材木商小机家、昭和初期の理髪店、そして羽生地区にある羽生家住宅。

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いずれも見応えのある建築物だ。こうしてみるとこの狭い地区は歴史があり見どころが多い。緑が豊富で自然が豊かなこの地域が好きだ。

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