母、逝く

顛末を記録しておく。

4月29日(金)
連休の初日、家族が自宅でくつろいでいる午後2時過ぎに施設から電話。様子が変わったとのことですぐに施設に向かった。
10分後には到着。時々息が荒いが静かに呼吸している。うっすらと目を開けているので一同声をかける。わずかに反応したような気がした。
1時間ほど同じ状態。特段の変化が見られずに落ち着いているので私以外は一旦帰宅。
私が一人だけベッドの脇に座してスマホを使っていた。落ち着いた息遣いが聞こえるだけ。しばらくしたら息遣いが聞こえなくなった。4時半ころだった。

息をしていないようなのですぐに看護師を呼んだ。聴診器を当てても反応なしとのこと。担当医師に連絡してもらった。

すぐに家族を再び呼び寄せて10分後には到着。別れをした。

5時半頃に医師が到着。死亡を確認5時28分。

予め調べておいた遺体搬送業者に搬送を依頼。施設の介護士が遺体をきれいに整えてくれた。葬儀場にも連絡して遺体の運び込みを連絡。

搬送業者が到着。施設の方々にこれまでの献身的な介護に対してしっかりとお礼をした。実に丁寧な介護をしてくれた。
7時過ぎに施設の方々に見送られて千葉県の葬儀場に出発。外は雨と風が強かった。

私は一人で搬送車とは別の車で出発。葬儀場に向かった。高速道路は強い風で車が左右に振れた。慎重に運転。9時過ぎに葬儀場に到着。遺体の方が15分ほど早く到着していた。遺体を葬儀場の安置所に移動。

私はそのまま葬儀場の駐車場で一夜を過ごした。

4月30日(土)
葬儀場で担当者と葬儀の打ち合わせて段取りをつけてから帰宅。
関係者、参列者への連絡。

5月1日(日)
葬儀のための持ち物、その他の準備。葬儀の段取りを担当者と電話で確認。

5月2日
AM:市役所に死亡届を提出、火葬許可証を入手。香典返しにつかう千円札、500円硬貨を銀行で入手。
PM:千葉県の葬儀場には1時ころに到着。参列者の受付手順等を確認
3時ころ 納棺師が到着して湯灌 納棺の儀を家族のみで行う
5時ころから弔問客が来て焼香
6時から通夜
7時ころ通夜が終了
家族で成田駅前のリッチモンドホテルに宿泊

5月3日
早朝5時半ころにホテルを出発
6時半から告別式
7時半頃に葬儀場を出発して母の自宅を経由して8時半頃に火葬場に到着
9時から火葬 待っている間に一同で食事
10時頃に採骨 10半頃に解散 遺骨を持って自宅に向かった

死亡の可能性は1、2ヶ月前から医師から聞いていたので葬儀場、お寺には連絡してあったので連携はうまくできた。
大きな集会はできないので通夜と告別式は家族と故人の兄弟とその関係者にみにした。地域の知り合いには通夜の始まる前に焼香だけしてもらった。高齢になっていたので残った知人も少なくなっていた。

もちろん万全の準備というわけにはいかなかったが無事に故人を送り出すことができた。ひとまず責任を果たした気分。

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