入笠山バックカントリーでグラベル三昧
キャンプ場から富士見パノラマリゾートに移動。ここでゴンドラに乗って一気に１７００ｍの山頂付近まで運び上げてもらった。そこからは基本的に下り基調の林道ライド。極楽の林道ライドを楽しんだ。
ここは夏の間はMTBのダウンヒルを楽しむライダーのメッカだ。ゴンドラにMTBを積んで上から決まったコースからのダウンヒルを楽しむらしい。有名なスポットだがMTBのダウンヒルには興味がなかったので来たことがなく、今回が初見参だ。
乗っている間はすぐ下にMTBコースが見えるがそれなりにリスクがあるコースに見えるのでやっぱりここを走り下る魅力は感じない。
１０分ほどで山頂駅に到着。ここからはしっかりと舗装された道路を走ることになる。遠く中央、南アルプスを望むことができる。昨日の雨も上がって晴れ、快適な気温で風をきるとひんやりとする。汗もかかない。道は狭いが路面はキレイ。基本的に下り基調なので快適に走れる。適度な緩斜面なので実に楽しい。
途中で予定外の千代田湖に立ち寄ってみた。森の中の小さな湖。静かだ。そこにもキャンプ場がある。都会から離れたここは人気がない。夏の間は賑わうのだろうか。人工物が最小限に抑えられたこんな場所でキャンプしたいものだ。
この辺までは高原状の林の中の舗装された小道を走って来たが下に下る際に使った林道が激しい悪路だった。悪路であることは想定していたがこれまでに経験したことがない悪路。大きな石がゴロゴロして大きなくぼみ、しかも傾斜が急。ブレーキを掛けながらゆっくりと下るがタイヤをロックしたまま滑ってしまうことも頻繁にあった。危険なところは降りて歩いた。およそ３ｋｍくらいのところを４０分かけて苦闘しながらの通過だった。この悪路は別荘地帯になってようやく開放された。
ようやくの思いで里に下りその後は出発点である富士見パノラマリゾートに走った。